ロータス・エリーゼSカップRレーサーの公道モデル

公開 : 2014.09.06 22:40  更新 : 2017.06.01 02:12

AUTOCARがニュルブルクリンクでテストしているのを確認してから2週間がたったが、ロータスは、そのモデルがロータス・エリーゼSカップRレーサーの公道モデルであることを認めた。

ノーフォークにあるスポーツカー・メーカーは、エリーゼSカップRレーサーの公道バージョンについて、「簡単にサーキットに持って行くことのできるクルマを探している人のために開発されたモデル」であるとしている。

このエリーゼSカップRレーサーは、エリーゼ・シリーズの中でも、最もサーキットに焦点を絞ったモデルで、エリーゼ、エリーゼSクラブレーサーよりも上のポジションに位置するモデルだ。従って、価格は£43,500(750万円)からだが、様々なオプションがこれに用意されることになる。

パワーは220ps/6800rpm、25.4kg-m/4600rpmの1.8ℓスーパーチャージャー・エンジンで、0-96km/h加速が4.2秒、トップスピードは225km/hに達する。ボディ重量は932kgだ。

エリーゼSカップRレーサーは、レース・モデルと全く同じエアロダイナミクスが与えられている。フロント・スピリッター、バージ・ボード、ウィングレット、リア・ディフューザー、フロア・エクステンション、そして専用のリア・ウイングだ。これらはダウンフォースを増加させるのに大きく寄与するものだ。ちなmに、160km/h時に66kg増した125kgのダウンフォースの値を得る。ロータスのテストトラックでは、1周あたりノーマルのエリーゼよりも3秒も速かったという。

この他、アジャスタルブ・スプリングとダンパー、フロント16インチ、リア17インチの6スポーク・アロイホイール、フロント175/55ZR16、リア225/45ZR17のヨコハマ・アドバン・ネオバなどが装備される。また、トラック・モデルとの違いは、ヘッドランプ、改良されたクーリング、そしてナンバー・プレートなどだ。

ロータスのボス、ジャン・マルク・ゲールズは、「エリーゼSカップRレーサーは、ハイ・パフォーマンスで、軽量で、素晴らしいハンドリングをもたらしてくれる純粋なスポーツカーだ。ドライバーの望み通りクイックであり、コンペティティブなレスポンスをもたらしてくれることだろう。」と語った。

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