何か良いことあった? 2022年振り返り 海外の自動車ライターが選ぶ「最高の思い出」

公開 : 2022.12.31 15:05

ウィル・ライメル

今年は僕にとって、初めてAUTOCARで仕事をした忙しい1年だった。ロンドンからブライトンまで走る旧車イベント「ベテラン・カー・ラン」に参加したことは1つのハイライトだが(この仕事は本当に素晴らしい扉を開いてくれる)、6年ぶりのブガッティの新型車を見られたことはちょっとした経験になった。

ベルリンの古い発電所(かつてのナイトクラブでもある……)で開催されたブガッティの発表会では、オープンカーのミストラルだけでなく、タイプ22、ヴェイロン・スーパースポーツ、シロンといった重要な3台が迎えてくれた。

今年からAUTOCARで仕事を開始。ブガッティに乗り、子供の頃の夢が叶った。
今年からAUTOCARで仕事を開始。ブガッティに乗り、子供の頃の夢が叶った。

そしてその日、シロンだけでなく、ポスターのように美しいヴェイロンに乗ったことで、僕の子供の頃の夢が実現したのだ。しかし、その160万ポンド(約2億5000万円)のハイパーカーに座っているときに、あるデザイナーが言った言葉が頭に残っている。「いいでしょう?」

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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