ロック板もゲートもない「ナンバー撮影式」有料駐車場 「料金未払い」に大使館車両が多い理由は?
公開 : 2023.01.05 05:45
あとがき
今回の外ナンバー車による駐車料金未精算などはまだかわいい? ものかもしれないが、外ナンバー車両の中には駐禁踏み倒しや飲酒運転など、その無法ぶりがメディアで報道されるケースも少なくない。
つい数日前もニュース番組で駐車禁止の踏み倒しが報道されており、相変わらずロシアがワースト1位で次が中国であることが明らかにされていた。
以前、AUTOCAR JAPANの記事(2019年6月26日)でも触れているが、「外ナンバー」には日本国内最強の特権が与えられている。
国交省(運輸支局)扱いのナンバープレートではなく、外務省が発行する特別なナンバープレートで車検も受ける必要がない。当然、自動車税や重量税など税金も対象外だ。
「外交特権」によって速度違反、駐車違反などの交通違反をしてもおとがめなし。
しかし、こんなクルマとの事故で日本国民が被害を受けたら大変、ということで外務省では外ナンバー発給の条件として販売証明書の提出と任意保険加入を義務付けている。