プジョー205(1983年)

ピニンファリーナがスタイリングを手がけた205が発売されるまで、プジョーのラインナップは堅実なモデルで占められていた。205はたちまちプジョーの「華」となり、309や405など、数々のヒットモデルを生み出した。優れた走行性能、広い室内空間、ランニングコストの低さなど、その人気の理由は容易に理解できる。

現在では、クラシックカーとして205 GTIが脚光を浴びているが、ベーシックモデルは当時250万台以上を売り上げ、プジョーが必要とするキャッシュをもたらしたのである。

プジョー205(1983年)
プジョー205(1983年)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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