ジャガーXEを公開
公開 : 2014.09.09 23:45 更新 : 2017.06.01 02:12
また、このクラスでは最も洗練されたと主張するサスペンションは、乗り心地とハンドリングにおいて、新しいベンチマークになると語るほど自信満々だ。
フロントは、マクファーソン・ストラットではなく、ワイドなスペースを持つダブル・ウィッシュボーン。リアは、従来のマルチ・リンクではなく、サブフレームにマウントされたインテグラル・リンクだ。通常、コストの理由から敬遠されるものだが、XEではこのレイアウトを採用した。これらサスペンションは、バネ下の重量を軽減させ、最高の乗り心地を提供するために、メイン・コンポーネンツはアルミニウム製となる。
ブレーキは、シングル・ピストン・キャリパーで、エンジンのパワーに応じて3つのサイズが用意される。ホイールは4サイズで、デザインは8タイプが用意される。
XEは、電動パワー・ステアリングを採用した初めてのジャガーである。チーフ・エンジニアのマイク・クロスによれば、ジャガーにとって非常に大きなステップだといい、XEを本物のジャガーに仕立てあげるのに重要なファクターであったのだという。「自信を持っておすすめできるものだ。レスポンスに優れたファイン・チューニングを提供することができた。」と語っている。
また、XEのシャシー・パッケージは、従来のどのジャガーよりもインテリジェントであるという。ランドローバーのテライン・レスポンス・システムから学習したASPC(オール・サーフェス・プログレス・コントロール)は、ダイナミック、ノーマル、エコ、ウィンターの4つのドライブ・モードを持つ。更に、プレミアム・カーに標準となりつつある装備はほとんどが採用されている。自動ブレーキ、アダプテック・クルーズ、パーキング・アシスト、ブラインド・スポット・モニタリング、道路標識認識などだ。