パワートレイン
ジャガーは2015年の発売時には、5つのエンジン・ラインナップを用意するとしているが、そのうち2つがアナウンスされている。

まず最初は、パフォーマンス・モデルであるスーパーチャージャー付きの3.0ℓV6だ。これはF-タイプにも使われているもの。

そしてもうひとつが、ウォールバーハントン工場で組み立てられる新しいインゲニウム・エンジンで、2.0ℓ4気筒ターボ・ディーゼルである。

ガソリンのV6は、ツイン・ヴォーテックスのルーツ・タイプ・ブロワを持つもので、パワー、トルクは、340ps、45.9kg-m。最高速度は250km/hで、0-96km/h加速が4.9秒というタイムを持つ。

ディーゼルは、£5億(853億円)をかけて新設された工場で生産されるもので、バリアブル・エグゾースト・カム・タイミングとエグゾースト・アフター・トリートメントを持つもので、当然ながらユーロ6のエミッション規制に適合している。パワー、トルクは163ps、35.7kg-mで、CO2排出量は99g/kmだ。

ギアボックスは、6速マニュアルか8速オートマティックが用意されるが、レンジローバー・イヴォークに設定される9速オートマティックも将来的には用意されるかもしれない。

インテリア & 装備
コンソールはドライバー・フォーカスされたデザインで、アルミニウム、ピアノ・ブラック、そして伝統的なウッド・ベニアのトリムから選ぶことができる。インフォテーメント・システムは8インチのタッチ・スクリーンが採用される。ブルートゥース、USBコネクトなども装され、クルマ自体がWi-Fiスポットにもなるというものだ。