プジョー208ハイブリッド・エアをパリで公開

公開 : 2014.09.09 22:40  更新 : 2017.06.01 02:12

プジョーは来月行われるパリ・モーターショーで、208ハイブリッド・エア・コンセプトを展示する。

このモデルは、AUTOCARが今年7月にプロトタイプをテストした2008ハイブリッド・エアの進化型で、2020年までに50km/ℓのクルマを生産するというフランス政府のチャレンジに呼応したものである。

このコンセプト・モデルは、1.2ℓのピュアテック82をベースとする。22.2km/ℓの燃費と104g/kmのCO2排出量を持つモデルだ。

まず、プジョーのエンジニアは、コンポジットのフロアパンなどを使いボディ重量を960kgから860kgまでに軽減している。また、テールゲートなどもあたらいいコンポジット・マテリアルを使用するためリ・デザインされている。

ピュアテック82の1.2ℓエンジンは、ガソリンと圧縮空気を組み合わせた複合ドライブトレーンに変更されている。テストした2008のハイブリッド・エアでは50g/kmのCO2排出量と37.5km/ℓの燃費を達成しているものだ。

スタイルに関しては、ハイブリッド・エアは、標準的な208よりも車高が低い。また、フロント・エンドの気流を改善するエア・インテークや、リア・スポイラーが追加されている。

タイヤもミシュラン特性の細いタイヤで、サイドミラーは配されその代わりにリア・ビュー・カメラが付けられる。

208ハイブリッド・エアと2008ハイブリッド・エアは、3年後の発売を目指して開発が行われている。

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