レトロなトヨタ・タウンエース(1979年式)落札価格は? BHオークション×ヤフオク!結果
公開 : 2023.01.22 21:44 更新 : 2023.01.22 21:56
BHオークションとヤフオク!のコラボで実現した第16回「コレクションカーオークション」の結果を紹介します。
珍車が1円スタート 結果は?
オークションハウス「BHオークション」は、「ヤフオク!」とコラボレーションし、希少価値の高い名車に特化した第16回「コレクションカーオークション」を開催。
今回のオークションは、和歌山県発の大人気アウトドアショップ「Orange」本店に展示されていた希少なヴィンテージカー全13台が出品された。
スタート価格はすべて1円から。「誰もが参加できる」オークションとして開催された。
出品される個体は、「Orange」のYouTubeチャンネルや、各種イベントで話題となったカスタムトラック2台をはじめ、国内では極めて入手困難なアメリカ製のキャンピングバンなど、「Orange」代表池田道夫氏が長年かけて収集した珠玉のコレクションが揃う。
2023年1月22日に判明したオークション結果をそれぞれ紹介する。
「トヨタ・タウンエース」のオークション結果
スタート価格:1円
落札価格:138万1000円(税込:151万9100円)
入札数:161
出品されたタウンエースの詳細
「ハイエース」、とそれをより小型化した「ミニエース」の中間的立ち位置で、その利便性から高い人気を誇った「タウンエース」。
今回出品された個体は1976年に登場した「タウンエース」の最初期型で、3列シートを備えた7人搭乗可能の乗用グレードワゴンモデル。
この個体も池田氏が購入した当時から交換したパーツなどはなく、高いオリジナル度を維持している。
外装の状態も、多少の傷や錆などは見受けられるが、比較的良好な状態を保つ。
内装はブラウンで統一されたオリジナルインテリアとなっており、現代の車にはない当時のモデルならではの趣を感じさせてくれる。
フロントの内張りのみは、前オーナーによって臙脂色のシートに交換されているが、ブラウンのボディカラーとマッチし、違和感を感じさせない仕上がりとなっている。
あくまでも乗用バンということで、特別キャンプに特化した機能などは備えていないが、シートの2列目と3列目はフルフラット化するため、2名が寝られるくらいのベッドとして使用できるだろう。
また3列目は折り畳むことも可能で、かなりの量のキャンプギアも積み込める。
エンジンに関してはバッテリーを交換する必要があるが、基本的には快調に動作し、トラブルにも1度も遭遇していないという。
汎用性に優れたラゲッジスペースや、快適な室内、そしてメカニカル部の状態の良さから、このままでももちろん十分レジャーで使用できる。
クラシックキャンパーのベース車両としてもうってつけの1台だ。