メルセデス AMG GT、GT Sが登場

公開 : 2014.09.10 23:50  更新 : 2017.06.01 02:12

ドイツはアファルターバッハにあるメルセデス・ベンツのパフォーマンス・カー・ディビジョンであるAMGファクトリーが第2シリーズとなるプロダクション・モデルを発表した。メルセデス AMG GTとネーミングされたリア・ホイール・ドライブのクーペで、その前作であるSLS AMGとは異なる4.0ℓのV8ツインターボ・ユニットを搭載するモデルだ。

AMGのチーフ・エグゼクティブであるトビアス・メールスは、「今までのどのAMGモデルよりもアグレッシブなモデルがこの新しいGTだ。」と語っている。

モデルは2モデルが用意される、スタンダードなGTと、よりパワフルなGT Sの2つ。当初はGT Sのみが届けられ、GTはその後からのデリバリーとなる予定だ。この2台は、バンパー、テール・パイプ、そしてホイールなどが異なる。

オーダーが実際にスタートする10月まで、価格は公表される予定はないが、AUTOCARではGTが£95,000(1,620万円)、GT Sで£110,000(1,880万円)程度と予想する。いずれにしても、SLS AMGの£168,485(2,880万円)よりもかなり安い値付けとなる。

ボディ・サイズは、全長が4546mm、全幅が1939mm、全高が1289mmというサイズ。それはSLS AMGよりも92mmほど短く、27mmほど高い。全幅は同じサイズである。

エンジンは、M178と呼ばれるAMGユニットが搭載される。このエンジンは、ゼロから開発されたもので、ダイレクト・インジェクションの4.0ℓV8。シリンダー・バンクの挟角にツイン・ターボチャージャーが取り付けられるというユニークなレイアウトを持つ。この構成は、エンジン自体をコンパクトにまとめるだけでなく、鋭いレスポンスを生み出し、しかもエミッション的にも有利になるとAMGはコメントしている。

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