マニア心をくすぐるスプリント トライアンフ・ドロマイト 英国版クラシック・ガイド 前編
公開 : 2023.02.04 07:05
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自動車の取り引きに関わってきたリー・アレン氏は、ドロマイトを長く愛してきた1人。「わたしが13歳の頃に、父から100ポンドでドロマイト 1300を買いました。それが自分にとって初めてのクルマ。調子を整えて転売しています」。と過去を振り返る。
「40歳になった頃、もう一度ドロマイトを購入。それ以来夢中になって、5台は手にしていますね。特に気に入っているのが、5000kmも走っていない1500HLです」
「ミモザ・スプリントも持っています。シャシー番号は276で、1980年式のワンオーナー車。走行距離は4万7000kmほどで、ゆっくりレストアを施している途中です」
「このブルーのスプリントを購入した理由は、前オーナーが多くのコンクールで受賞した、有名な車両だったから。わたしも大切に維持しているので、亡くなった彼の妻も喜んでくれているようです」
「入手した時は若干ヤレていましたが、タイミングチェーン交換などの整備を加え、復調させました。コストパフォーマンスには優れると思います。とても速く走りますよ。他のドライバーが驚くくらい」
英国で掘り出し物を発見
トライアンフ・ドロマイト・スプリント(英国仕様)
登録:1977年 走行:14万8200km 価格:1万2995ポンド(約208万円)
レーシングカー・プロジェクトの資金調達のために販売されている。2014年にリビルドされ、状態はかなり良いようだ。2019年に再塗装済みで、ビニール製のルーフは新品。整備履歴が整い、メンテナンスも今まで怠りはない。
ステンレス製エグゾーストシステムに電子制御イグニッション、電動ファン、高性能ブレーキなど、望ましいアップグレードが施されている。車高が僅かに落とされ、ミニライトのアルミホイールが決まっている。内装はレザーで新調済み。
パンサー・リオ・スペシャル(英国仕様)
登録:1977年 走行:5万7700km 価格:2万1000ポンド(約336万円)
ドロマイト・スプリントをベースにコンバージョンされた、パンサー・リオ。8台が残存すると考えられているが、その貴重な1台だ。当初のボディカラーはブルーだったが、ブラック・レザーの内装に合わせて、2017年に再塗装されている。
パワーウインドウにエアコン、ATなど装備は充実。これまで大切に維持されてきたことを示すように、整備履歴もすべて残っている。新車時の価格はドロマイト・スプリントの3倍だった。レアなクルマを入手するチャンスだ。
中古車購入時の注意点などは後編にて。