アフターホイールは新しい時代に? レイズが創業50周年 東京オートサロン2023
公開 : 2023.01.19 06:45
純正ホイールにない魅力を探す
だが、その膨大なラインナップによって、「免許を取ってから返納するまで、愛車にはずっとレイズのホイールを履いていた」というオーナーが増えてくれることを、レイズは目指している。
そもそも、国産車でも輸入車でも最近のクルマは、ある程度以上のグレードのモデルならアルミホイールを標準装着しているものが多い。また、純正のアルミホイールも数多く用意されている。
それでも、あえてアルミホイールを交換するというのは、クルマ好きにとってはドレスアップの第一歩であり、それはつまり純正にはないもの、純正とは違うものを求めているからに他ならない。
ディープリム、メッキ、インチアップといったアルミホイールは、かつては純正では選ぶことができなかった。だが現在では、純正で用意されているものも多い。
そうなると、ホイールメーカーとしては、新たな「替えた感」を得られるものを考えていかなければならない。
いままでの50年ではなく、これからの50年を見据えているというレイズは、50周年記念ではないとしても、そうした新たなトレンドを模索していることは間違いない。ホイール業界に、どんな新しい旋風を巻き起こすのか、今後のレイズの動きに注目していきたい。