豪華! 13台だけのメルセデス・マイバッハ特別仕様 故ヴァージル・アブローの作品がモチーフ
公開 : 2023.01.26 11:03 更新 : 2023.01.28 11:40
内装も価格も……強烈
インテリアには、外観と同じコロラドベージュのインテリアトリムやブラックのナッパレザー・ルーフライナーを採用することで、マイバッハを体現する美しさと高級感の中に、Project MAYBACHの世界観を楽しむことができる。
ベース車両でも十分以上に豪華なインテリアは、Project MAYBACHをモチーフとしたデザインが加えられることで、世界に150台、日本に13台しか存在しない独特の高級な世界を味わえるだろう。
また、「Virgil Abloh(以下、VA)」のロゴが入ったセンターコンソールや、同じくロゴ入りのイルミネーテッド・ステップカバー、専用MBUXメニュー画面なども装備している。
インテリアの主な特別装備は、以下のとおりだ。
・VAロゴ入りセンターコンソール
・VAロゴ入りイルミネーテッドステップカバー
・VAロゴ入りクッション
・専用フロアマット
・専用MBUXメニュー画面
・Burmesterハイエンド4Dサラウンドサウンドシステム
・左右独立リアシート
・クーリングボックス
・格納式テーブル(リアシート)
・シャンパングラス(2脚)
・MANUFAKTURレザーパッケージ
・ハイエンドインテリアパッケージ
・専用ギフトボックス
「リミテッドエディション・マイバッハ by ヴァージル・アブロー」の車両価格は、5600万円。ハンドル位置は左のみ。
前述のように、日本仕様は限定13台となっている。
Project MAYBACHとは 展示情報
2021年に発表された「Project MAYBACH」は、メルセデス・ベンツがこれまで開発したものとまったく異なるデザインを採用し、すべての要素がゼロベースで作られた。
アブロー氏は、メルセデス・ベンツの最高デザイン責任者であるゴードン・ワグナーとの共同作業の中で、マイバッハのラグジュアリーなアイデンティティを新しいデザイン言語で解釈し、機能やスタイル、そして共同製作の創造性に新しい境地を開いた。
大自然からインスピレーションを受け、伝統的に都市志向であったマイバッハブランドを、それとははっきり区別されるオフロードシーンに関連付けた2シーターEVオフロードクーペに仕立てた。
超大型グランツーリスモのプロポーションと特大のオフロードタイヤ、そこにまったく個性的なパーツを加えて組み合わせたショーカーは、ボンネットの透明な表面の下に、航続距離を拡大する目的で太陽電池が並べられるなど、電動モビリティの未来の姿をまとめている。
デザイン面で圧倒的な存在感を生み出すのは、全長約6mというサイズだけでなく、とくにそのユニークなコントラストにある。とりわけ最も重要なのが、オーセンティックなマイバッハならではのデザイン要素と新しい「アウトドア アドベンチャー」というモチーフとの間に見られる“調和”だろう。
なお、メルセデス・ベンツ日本では、先述の特別仕様車の発表を記念して、リミテッドエディションと、ベースとなったコンセプトカーのProject MAYBACHを、以下の日程で特別展示する。
・リミテッドエディション マイバッハ by ヴァージル・アブロー(特別仕様車)
1月27日(金)〜2月7日(火):スターズ@メルセデス・ベンツ銀座
2月10日(金)〜2月19日(火):メルセデスミー大阪
・Project MAYBACH(コンセプトカー)
2023年1月27日(金)〜2月20日(日):メルセデスミー東京
特別仕様車の展示会場となる「スターズ@メルセデス・ベンツ銀座」は、マイバッハ、AMG、Gクラスを専門に扱う世界初の拠点で、東銀座駅から徒歩1分という好立地だ。