19位:ルノー – 3車種で3件のリコール

ルノー・アルカナ(写真)は、2019年から2021年に製造されたモデルで、ステアリング・マネジメント・アシストの不具合でリコールとなった。商用車のマスターは、燃料噴射装置の不具合に起因するエンジンルーム内の燃料漏れのリスクによりリコール。EVのゾエは、充電サイクル中の短絡の問題からリコールを実施した。

19位:ルノー
19位:ルノー

18位:マセラティ – 4車種で3件のリコール

マセラティは、ギブリ(写真)とレヴァンテについて、燃料パイプ内の圧力・温度センサーの漏れによる燃焼の危険性があるとして、1件のリコールを届け出た。また、レヴァンテのMHEVモデルについては、モーターの電気的不具合により火花が発生し、焦げ臭いにおいがするとしてリコールとなった。

18位:マセラティ
18位:マセラティ

17位:スコダ – 4車種で3件のリコール

2021年モデルのファビア(写真)は、右後部座席背もたれの溶接が不適切だったためリコール。コディアックとオクタビアでは、エンジンカバーの一部が激しい運転操作で緩むことが判明し、リコールとなった。

オクタビアではもう1件リコールが発表された。2019年1月1日から2022年2月28日の間に製造されたモデルで、ヒューズに不具合があり、電気火災につながる可能性があった。

17位:スコダ
17位:スコダ

16位:セアト – 5車種で3件のリコール

セアトの数字には、ブランドとして独立したばかりのクプラの車両も含まれている。レオン(写真)とタラッコは、ヒューズの不具合に起因する火災リスクによりリコールを実施。また、タラッコとクプラ・アテカは、兄弟車のスコダ(既述)と同様に、激しい運転操作でエンジンカバーが緩み、火災の危険があるとしてリコールした。また、レオンでは、事故発生時にラゲッジルーム内の荷物が過度に移動するとしてリコールとなった。

16位:セアト
16位:セアト

15位:フィアット – 4車種で5件のリコール

500ハイブリッド(写真)は、補助バッテリー周辺の火災の危険性によりリコール。また、標準の500もステアリング機構に不具合があるとしてリコールを実施した。商用車のデュカトはサイドマーカーランプの不具合でリコール、2021年3月27日から11月22日に製造されたモデルが対象となる。

スクードは、バッテリーに接続されるケーブルに不具合があるためリコールに。ティーポは、ホイールリムに欠陥があることが判明し、その後リコールとなった。

15位:フィアット
15位:フィアット

14位:アウディ – 12車種で5件のリコール

2019年から2021年に製造されたA5、A6、A7、A8、Q5、Q7、Q8、eトロンは、リアアクスルに不具合があり、タイヤが不均等に摩耗するとしてリコールとなった。TTとQ3(写真)は、一部のエンジンカバーが激しい運転操作で緩むことが判明したため、リコールを実施した。

A3 eトロンとQ3 eトロンは、ショートして火災に至る危険性があるためリコールに。A3/RS3は、前席のシートベルトの拘束具に問題があるとしてリコールとなった。

14位:アウディ
14位:アウディ

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ愛知在住。幼少期から乗り物好き。住宅営業や記事編集者といった職を経て、フリーランスとして自動車メディアで記事を書くことに。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。

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