メルセデス・ベンツBクラス、フェイスリフト
公開 : 2014.09.13 22:50 更新 : 2017.06.01 02:12
メルセデス・ベンツは、第2世代のBクラスにフェイスリフトを施した。この5シーターMPVのマイナーチェンジは、正式には来月のパリ・モーターショーでアナウンスされることになる。
このフェイスリフトでは、軽くスタイルが変更になり、インテリアがグレードアップされ、そして非常に効率的なエンジンの搭載などが行われる。しかし、今回のフェイスリフトの目玉は、なんといってもBクラス・エレクトリック・ドライブの追加だろう。
カルフォルニアのEVスペシャリスト、テスラとの協力によって開発されたモデルで、180ps、34.7kg-mを発揮する電気モーターが搭載される。パフォーマンスは、0-100km/h加速が7.9秒、トップスピードが160km/hと実用的な数値を確保している。また、その航続距離も200kmという。そのパワーソースは16.6kWhのリチウム・イオン・バッテリーで、このバッテリーの重さが約200kg。従って、Bクラス・エレクトリック・ドライブの合計重量は、1650kgとなる。ライバルとなるフォルクスワーゲンe-ゴルフが1510kg、そして軽量なBMW i3が1195kgという重さよりはややヘビーウエイトとなる。