三菱ふそう「キャンター」60周年 2023年に「eキャンター」フルモデルチェンジへ 歴史を振り返る
公開 : 2023.02.04 19:05
「キャンター」の歩み その1
1963年:初代キャンター(T720型)
2t積みの本格キャブオーバートラックを発売。68psの高性能小型ディーゼルエンジンを搭載し、粘り強い走りと機動力、優れた経済性を両立。
1968年:2代目キャンター(T90型シリーズ)
初のフルモデルチェンジとなる2代目キャンターは、ゆとりある積載効率と3タイプのダイナミックパワーのエンジンを搭載した。
1973年:3代目キャンター(T200型シリーズ)
2.5t・3tがバリエーションに追加され、ディーゼルの2700cc/80psエンジンを搭載し、最高速度や登坂能力で抜きん出た機動力を発揮した。
1978年:4代目キャンター
ワイドキャブ車が新たに登場。ゆとりのあるキャビンとマルチユースレバーなど、高性能な装置を数多く装備した。
1985年:5代目キャンター
新開発の130psターボエンジンを搭載したモデルを発売し、走りや安全性、操作性やキャビンの心地よさを実現。
「キャンター」の歩み その2
1993年:6代目キャンター
みんなのための「グッド・トラック」として、空気性能にすぐれたラウンドキュービック型キャブが人気を博した。
2002年:7代目キャンター
世界基準を追求してフルモデルチェンジし、国内小型トラックのトップブランドとして、また海外で活躍する商品としての価値を高めるため、世界基準のパフォーマンスを追求した。2006年には、キャンター・エコ・ハイブリッドが登場。独自のハイブリッドテクノロジーで省燃費、CO2低減を実現した。
2010年:8代目キャンター
フルモデルチェンジをおこない、トラックで世界初のデュアルクラッチ式トランスミッション「DUONIC」を採用したほか、新開発「4P10」型エンジンと国内小型トラック初の「BlueTecシステム」を採用。2017年には、国内初の量産型電気小型トラック「eキャンター」が発売された。