先鋭的なEVサルーン 次期プジョー508 新アーキテクチャで全面的刷新へ
公開 : 2023.02.08 06:05
プジョーのリンダ・ジャクソンCEOとのQ&A
――コンセプトの「インセプション」は、なぜ量産しないクルマの形をとっているのですか?
「わたし達が伝えたいのは、ご覧いただいたテクノロジーはすべて、プジョーの全モデルに適用されるということです。つまり、マニフェストとでもいいましょうか。『この素晴らしいコンセプトを、これから市場に投入しますよ』という単純な表現ではなく、技術のショーケースなのです」
――対応インフラがないにもかかわらず、なぜワイヤレス(非接触)充電技術に投資するのでしょうか?
「未来のための投資です。それから、電動化のあらゆる面での開発スピードが非常に速いことを忘れてはなりません。わたし達は、これらの技術が2025年以降に導入されると言っているのであって、急速充電器が2025年ちょうどに登場するとは言っていないのです。わたし達は前進し、お客様のためにスマートで簡単な解決策を見つける必要があります」
――インセプションの先進技術は、エントリーモデルにも搭載されるのでしょうか?
「Bセグメントのクルマ、Cセグメントのクルマ、どれにどの技術を載せるか取捨選択して、手の届くクルマを作ることが必要です」