最高出力404ps レンジローバー・ヴェラール、初のPHEV追加 国内受注開始

公開 : 2023.02.08 18:25

ランドローバーは、レンジローバー・ヴェラールに新しいPHEV仕様「P400e」を追加しました。2.0L直4に電気モーターを組み合わせ、最高出力404psを発揮します。また、改良によって内外装も変更されました。

パワフルなPHEV登場 インテリアもすっきり

ランドローバーは、レンジローバー・ヴェラールの2024年モデルを発表した。2月8日(水)より国内受注を開始している。

レンジローバー・ヴェラールは、今回の改良で内外装デザインが変更されたほか、モデル初のPHEV(プラグインハイブリッド)仕様が追加された。

ランドローバー・レンジローバー・ヴェラール
ランドローバー・レンジローバー・ヴェラール    ランドローバー

エクステリアでは、フロントグリル、リアバンパー、ヘッドライトおよびテールライトに新デザインを採用し、洗練された印象を強めた。20インチ、22インチのアルミホイールにも新デザインを追加している。

大きく変わったのはインテリアで、センターコンソールは従来の2画面から11.4インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンに変更となった。最新のインフォテインメント・システム「Pivi Pro」を搭載し、すっきりとしたデザインに仕上げている。

また、スマートフォンのワイヤレス充電器を標準装備し、新たに空気清浄システム・プロをオプションとして設定した。

国内向けのヴェラールとしては初導入となるPHEV仕様「P400e」では、2.0L直列4気筒エンジンに出力105kW/143psの電気モーターを組み合わせ、システム出力297kW/404ps、最大トルク65kg-mを発揮する。19.2kWhリチウムイオンバッテリーを搭載し、WLTPでのEV航続距離は最大64km(実航続距離は最大51km)とされる。

ボディカラーとしては新色の「ヴァレジネブルー」、「アロイオスグレイ」、「ザダルグレイ」を追加し、全9色を展開。

メーカー希望小売価格は、2.0L直4ディーゼルのマイルドハイブリッド仕様で909万円から、2.0L直4ガソリン仕様で926万円から。新たに追加されたPHEVのP400eは1208万円からとなる(いずれも消費税込み)。

記事に関わった人々

  • 執筆

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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