新型BMW M2クーペ日本発売 MTモデルも デザイン/パワートレイン/価格を解説 フルモデルチェンジ

公開 : 2023.02.27 17:45

パワートレイン 3L直6エンジン搭載

新型は、先代M2に搭載された直列6気筒エンジンをさらに進化させた3.0L直列6気筒BMW Mツインパワーターボガソリンエンジンを搭載。

最高出力は460ps/6250rpm、最大トルクは56.1kg-m/2650-5870rpmを誇る。

新型BMW M2
新型BMW M2    BMW

圧力損失を最小限にし流体抵抗も極めて低く抑えることでレスポンスを最適化し、高効率を実現する吸気ダクト、重量を最適化し高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストン、最適化されたブースト圧で迅速かつダイナミックなレスポンスを発揮し、低回転時でも高いトルクを実現するツインターボチャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術が採用されている。

トランスミッションには、ドライブロジック付きの8速Mステップトロニックオートマティックトランスミッションを採用し、サーキット走行から快適な街中での走行まで、あらゆる場面に対応する。

また、6速マニュアルトランスミッション搭載モデルも用意される。

ドライバーの好みにあわせて2パターンのセッティングか可能なMドライブを標準装備。

エンジン、サスペンション、ステアリングやブレーキなど、好みのセッティングをステアリングに装備されるM1/M2ボタンにメモリーが可能であり、ボタンを押すことで瞬時に好みのセッティングを呼び出すことができる。

Mモードでは「road」「Sport」「Track」のモードを選択でき、アシストや横滑り防止装置の介入度合い、メーターパネルやヘッドアップディスプレイ、メーターパネルの表示を変更することができる。

さらに、Mアダプティブ・サスペンションの標準装備により、スポーツドライビングのみならず、街中走行時の乗り心地向上も実現した。

ボディ含めドライブトレインを構成する各種パーツにはアルミニウムを多用することで、軽量化をはかり、運動性能を高めている。

また、Mハイパフォーマンスモデルに相応しく、BMW 2シリーズ・クーペをベースに、エンジンルーム内のストラットブレースの追加、フロントアクスル、およびリアアクスルへの補強を施し、車体強化を実現。サーキットでの走行性能を高めている。

よりハードなサーキット走行に対応するため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンドブレーキを標準装備する。

先進安全機能も 価格は?

新型BMW M2は、衝突回避・被害軽減ブレーキなどの先進安全機能である「ドライビングアシスト」、車載通信モジュールによりITネットワークを活用する「BMWコネクテッドドライブ」、AI技術の活用により音声会話で車両操作が可能な「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を装備。

さらに、アマゾンが提供するクラウドベースの音声サービス「アレクサ」の機能を搭載するなど、最先端技術も搭載されている。

新型BMW M2(画像は海外仕様)
新型BMW M2(画像は海外仕様)    BMW

ステアリングは右が用意され、価格(消費税込)はATモデル、MTモデルともに958万円。

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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