2000万円超え! BMW「XM」が原宿駅前に Mモデル初のPHEVが、「M1」とやって来た

公開 : 2023.03.03 21:02  更新 : 2023.03.03 21:13

スーパーカー「M1」にも会える

そもそも「M1」は、1970年代後半のグループ4/5レースを席巻していたポルシェ934/935を凌駕すべく誕生した。

それゆえ、スーパーカー然としたスタイルだが、インテリアに豪華さはなく機能的で、いかにもBMWらしいコクピットだ。

同じく「フロイデ by BMWコネクテッド・スルータイム(渋谷区神宮前6-35-6)」に展示される「M1」。その後方が、すぐにJR原宿駅だ。
同じく「フロイデ by BMWコネクテッド・スルータイム(渋谷区神宮前6-35-6)」に展示される「M1」。その後方が、すぐにJR原宿駅だ。    AUTOCAR JAPAN

ミドに搭載されたパワーユニットは、グループ5レースに参戦するBMW 3.0 CSLに搭載されていた「ビッグシックス」と呼ばれた3.5L直6 DOHCがベースで、277ps/33.7kg-mを発生。トランスミッションは5速MTが組み合わされていた。

グループ4の規定である「連続する24か月間に400台の生産」を1980年にクリアして、1981年シーズンから参戦したM1だったが、FIAの車両規定がグループ4からグループCに変更されたため、M1のグループ4仕様は短命に終わる。

ただ、ホモロゲーション取得前の1979〜80年にはF1 GPの前座でワンメイクレークを行って人気を博し、またIMSAや日本の耐久レースなどでも活躍した。

モータースポーツ参戦車両として計画されたため、生産台数は約3年間で477台といわれている。

なお、「フロイデ by BMWコネクテッド・スルータイム」と名付けられた本ポップアップ・エキシビジョンは、3月4日~4月4日までの会期で開催されている。

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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