ロータス、大幅なリストラを敢行
公開 : 2014.09.19 22:30 更新 : 2017.06.01 02:11
グループ・ロータスの新しいCEO、ジャン・マルク・ゲールズは、現在の従業員の1/4をカットするリストラ案を発表した。彼が、ロータスの親会社、プロトンの所有者であるDRB-ヒルコムから使命された時点では、前プジョー・シトロエンの代表であったゲールズの計画は語られていなかった。
しかし、今回、ゲールズはロータスの事業の再評価を行い、325の仕事がリストラできるとしたのだった。現在、グループ・ロータスは全世界で1215人の従業員を雇用しており、そのうち1032人はノーフォークの本社である。
ロータスのステートメントによれば、リストラは組織を再編成してコストを下げるために必須のものであるとしている。
また、声明では「ビジネス・ゴールを達成するために、そして将来的にも会社を存続させるためには、正しい組織づくりが必要だ。そのためには、残念ではあるが、強制的に人員を整理して、適性な人数にすることが望ましい。」とも語っている。
但し、リストラするスタッフの行き先については労働組合のトップと話し合う予定だとしている。
ゲールズは、先月、マレーシアのニュース・ウェブサイトで、ポルシェに対抗するためにロータスもサルーンとSUVを開発する予定だと報じられた。しかし、その将来的なプロダクション・レンジについては何一つ公開していない。