ロータス、サルーンとSUVを計画
公開 : 2014.09.20 22:30 更新 : 2017.06.01 02:11
ロータスは、前シトロエン・プジョーを率いてきた新しいCEO、ジャン・マルク・ゲールズによれば、今後10年の計画としてサルーンとSUVのデビューを予定していることを明らかにした。
マレーシアのウェブサイトで最初に明かされた計画だが、AUTOCARの問いかけに対してもゲールズは、その計画を否定しなかった。
ロータスは昨日、そのリストラ策を公表したばかりだが、大幅な組織改革と、エヴォーラ、エキシージの売上を伸ばすためにディーラーを増やすことによって収益を確実なものにしたいと考えているようだ。
「次の9ヶ月、そして更に次の2年の間、現行モデルのバリエーションが多く追加されることになるだろう。より速く、より作りがよく、より便利なモデルだ。また、エンジン・パートナーとしてトヨタとの関係も非常に良い。」とコメントしている。
その一方で、ゲールズは、そのダイナミックなパフォーマンスと独特のスタイルがスポーツカーのみに限定されている理由がわからないという。ゲールズはポルシェのように、ロータスもサルーンとSUVを作り出す必要があると考えている。
ロータスは、今年中にも9つの新しいディーラーシップを提携し、20店舗を展開する計画だ。ゲールズによれば、合理的な生産台数は3,000台であるという。
もちろん、収益を回復させることが逼迫した条件ではあるが、かれは短期的にその問題を捉えるのではなく、長期的な展望を持っている。
「ロータスが最も素晴らしかった頃に戻ることができると100%信じている。しかし、それが簡単であるとは思っていない。」とゲールズはコメントしてる。