スバル・ソルテラ 詳細データテスト 走りは平凡で航続距離は不満 内装は質感不足 乗り心地には満足
公開 : 2023.03.25 20:25 更新 : 2023.04.04 01:27
使い勝手 ★★★★★★☆☆☆☆
インフォテインメント
インフォテインメント
全車とも、12.3インチのタッチ式画面を用いるインフォテインメントシステムが標準装備で、ナビやワイヤレスのApple CarPlay、有線のAndroid Autoを内蔵する。
ツーリング仕様にグレードアップすると、オーディオは9スピーカーのハーマンカードンHi−Fiになるが、クオリティは特別とはいえない。
電源と音量のボタンはつくが、それ以外はすべてタッチ画面で操作する。これはトヨタの最新システムで、画面の運転席側にメニューのショートカットが並ぶので操作はしやすい。しかし、カーソルのコントローラーがステアリングホイールかセンターコンソールにあれば、さらによかっただろう。
メニュー画面はどこかまばらだが、おそらくトヨタ仕様に比べコネクテッド機能が少ないからだろう。ナビは入力しやすく、表示はクリア。トリップコンピューターにエネルギー消費の長期的な平均値が表示されないのはちょっと残念だが、その代わりに一日あたりの消費量が確認できる。
燈火類
アダプティブLEDヘッドライトは標準装備で、ハイビームはパワフルだが、ずば抜けて明るいわけではない。自動原稿機能は対向車への反応は素早いが、先行車への反応は遅い。
ステアリングとペダル
ワイドなペダルは右足操作に最適な配置だが、左足操作もできないことはない。フットウェルは広く、左足を休めておくのに十分なスペースがある。