メルセデス AMG C63が遂に公開

公開 : 2014.09.24 22:50  更新 : 2021.01.30 21:38

AMGの公式パフォーマンスによれば、0-100km/hは0.4秒改善された4.1秒。これはM3と全く同じ数字だ。また、エステートモデルは4.2秒だ。これはRS4アバントよりも0.5秒速い。そしてC63 Sはサルーンで4.0秒、エステートで4.1秒となる。ちなみに、4マティックを用意する予定ではあるが、ラウンチ時には設定されない。

その燃費も著しく向上し、燃費は12.2km/ℓと3.9km/ℓほどアップした。また、CO2排出量は192g/kmだ。C63 Sも11.9km/ℓ、195g/kmだ。

サスペンションは、AMGスポーツ・ライド・コントロール・システムが装備される。フロント・トラックは広くなり、ユニークなリア・ホイール・ベアリング、トラクションを増すための大きなネガティブ・キャンパー、固いスプリングとダンパー、専用のブッシュと、25mmほど低くされた車高が特徴だ。

C63 Sには電子ロックのディファレンシャルが標準で、C63には機械式ディフェレンシャルが標準となる。また、電子スタイビリティ・コントロールは標準で、ESPオン、スポーツ・ハンドリング・モード、そしてESPオフの3つのモードが用意される。

スタイリングは、まさにAMGルックというもので、大きなエア・ダクトを持つフロント・バンパー、リデザインされたフロント・グリル、微妙に広がっているフロント・フェンダー、V8 BiTurboのエンブレムなどが特徴。

ホイール、タイヤは、フロントが8.5×18に245/40、リアが9.5×18に265/40という組み合わせだ。C63 Sは、フロントが8.5×19に245/35、リアが9.5×19に265/35というサイズだ。

インテリアは、AMGマルチファンクション・ステアリング・ホイール、AMGスポーツ・シートなど、これまでのAMGモデルのスタンダートとも言える装備がなされている。

オプションとしては、カーボン・セラミック・ブレーキ、パフォーマンス・エグゾースト・システムなどが装備される。

価格は£60,000(1,070万円)を若干切る程度と思われる。また、C63 Sは、スタンダード・モデルよりも£6,000(107万円)ほど高くなる予定だ。

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