ロールス・ロイス・ゴースト・シリーズII
公開 : 2014.09.24 23:40 更新 : 2017.05.29 19:25
■どんなクルマ?
一般的な自動車ヒエラルキーで言うところの ’エントリー・レベル’ に位置するロールス・ロイスが、このゴースト・シリーズⅡと言うことになる。
2010年から、1年につき3500台以上が販売されたと言うゴースト。さらに増えていくカスタマーを、希少価値以外で満足させられる術はないかと考えに考えた結果、’パーソナライゼーション’ と言うワードに行き着いたのだと言う。
伝統を守りながらも、新しい戦略を取り入れた末に生まれたロールス・ロイス・ゴースト。一体どのように進化したのかを見ていこう。
■どんな感じ?
中でも最大の特徴は、カスタマーが思うままに細かく仕様を変更できる点。トリムやウッドの模様など、まさに ’何から何まで’ といった感じ。これぞまさに新生ロールス・ロイスの真骨頂と言えるだろう。顧客の多くはショールームではなく、ファクトリーまで出向いて詳細を決めるのだ。
またエクステリアのデザインも見直された。初見では違いを見つけるのは難しいかもしれないけれど、ボディ・サイドに引かれれるラインはより印象的に、またLEDヘッドライトの意匠にも変更を加えるなどして逞しいイメージは与えられている。またフロントグリルの高さも高くなっており、キャビンからもスピリット・オブ・エクスタシーが見えやすくなっているのだそうだ。