電動車の祭典「EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA」に最新EV・PHEVが集合 ついにジープ・ラングラー「4xe」が日本へ

公開 : 2023.04.02 06:45

EV、PHEVに関心はありますか? 二子玉川で開催された「EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA 2023」に、最新モデルが集合。ラングラー4xeは注目です。

新色「アール」が鮮烈 電動ラングラー

東京・世田谷にある二子玉川ライズのガレリアと中央広場において、自動車雑誌「ル・ボラン」主催の電動車イベント『EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA 2023』が開催された。

2日間にわたって実施された、この入場無料のオープンイベントは、EV(電気自動車)とEVのある生活を広く一般に向けてアピールすることを目的としている。

EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA 2023で初披露された「ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xe」。
EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA 2023で初披露された「ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xe」。    高桑秀典

現在、あらゆる自動車メーカーが地球温暖化対策に向けてクルマの動力を電動化へとシフト。身近な国産車のみならず、輸入車のEVも日本の自動車市場に続々導入されている。

しかし、十分とはいえない充電インフラをはじめ、最大航続距離や安全性など、いまだ理解しにくい部分が多い。実際に試乗することも可能な『EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA』では、一般ユーザーのEV・電動モデル導入の機運がさらに高まることを期待しているのであった。

展示車は、ジャーマン・ブランドでは、BMW iX1 xDrive30/i4 M40、アウディQ4スポーツバックeトロン、フォルクスワーゲンID.BUZZ/ID.4ポルシェタイカン・ターボ/クロスツーリスモ、カイエンEハイブリッドというラインナップ。

他の地域からの輸入車は、ボルボC40リチャージXC40リチャージ、ジャガーIペイスプジョーe208、ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xe、フィアット500eオープン、テスラモデルYBYDアット3ドルフィン(プロトタイプ)、ヒョンデアイオニック5が顔を揃える。

電動レクサスから軽EVまで 国産も揃い踏み

国産メーカーでは、トヨタbZ4X、レクサスRZ/RXアウトドア・コンセプト、日産サクラリーフマツダCX-60 PHEVMX-30 EV、三菱アウトランダーPHEV/ekクロスEVが集まるなど、世界各国の電動車両が集まった。

マツダMX-30 EVに試乗したスバルBRZオーナー(23歳)にインタビューしてみたところ「新しいクルマに興味があり、その中の1つとしてEVに注目しています。きょうに限らず、いろいろ試乗しています。テスラやbZ4Xやアリアなどに乗ったことがありますが、EVは静かで加速がいいですね。MX-30 EVは回生が弱い印象でした」とコメントしてくれた。

レクサス車は、ガレリアと中央広場の2か所に展示。RXアウトドア・コンセプトが来場者を迎えた。
レクサス車は、ガレリアと中央広場の2か所に展示。RXアウトドア・コンセプトが来場者を迎えた。    高桑秀典

今回のトピックは、より強靭な悪路走破性と地球環境への配慮を両立するプラグインハイブリッド仕様となった「ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン4xe(1030万円)」が日本初公開されたことで、数多くのクルマ好きが“冒険をかつてないほど豊かで贅沢な体験へと導く次世代PHEVモデル”のディテールをチェックしていた。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事