離島で生き延びるクラシック フォード・カプリ MGBロードスター フィアット500ほか 後編

公開 : 2023.04.23 07:06

モーリス・マイナー 1000(1961年)

オーナー:ヘンリケ・コスタ・ネヴェス氏

オリジナルはライトブルーだったモーリス・マイナー 1000を、レストアの一環でカフェラテ・カラーに塗り替えたというヘンリケ。これまで農業技術者を務めてきた彼らしい色といえる。

モーリス・マイナー 1000(1961年)と、ヘンリケ・コスタ・ネヴェス氏
モーリス・マイナー 1000(1961年)と、ヘンリケ・コスタ・ネヴェス氏

マデイラ島の林業局にいた同僚が所有していたクルマで、ヘンリケは以前から売って欲しいと声をかけていたという。手に入れられたのは、1985年だった。

「トランスミッションは調子が良かったのですが、他の部分にはだいぶ手を加える必要がありました。でもメンテナンスは簡単です。今では運転も簡単。妻も、時々モーリスの運転を楽しんでいます」

「クラシックカーは、走り続けていた方が調子を保てます。年令を重ねた人間と同じようにね」

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    リチャード・ウェバー

    Richard Webber

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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