次期BMW X1はFWD
公開 : 2012.07.03 15:19 更新 : 2017.06.01 00:55
BMWは、2015年にリリースされる第2世代のX1の、抜本的なエンジニアリングの変更を予定している。
この9月のパリ・モーターショーで発表される予定の1シリーズGTや新しいミニと同様のFWDプラットフォームを採用し、現在のRWDプラットフォームを継続しなことを決定したのだという。
情報筋によれば、このプラットフォーム変更の決定は、次世代のBMW X1の生産コストを下げるためのものだという。エンジンも横置きに搭載されるため、スペース効率も良いのだという。
第2世代のミニ・カントリーマンが、この新しいプラットフォーム(UKL:Unter Klasse = エントリー・モデル)を使う最初のモデルとなる。このUKLプラットフォームを4WDモデルにするには、ハルデックスのマルチプレート・クラッチが使われる。また、UKLプラットフォームは4気筒エンジンのみが搭載されることとなる。というのも、BMWが横置きの6気筒エンジンを設計する予定がないことをわれわれは確かめているからだ。
更に、新しいBMW 1シリーズGTに搭載される予定の1.5リッター3気筒が、この新しいオフローダーに搭載される可能性もある。