ベントレー・コンチネンタルGT ル・マン24時間にオマージュした特別仕様車 48台限定
公開 : 2023.04.13 18:25
ベントレーは、世界的に有名な耐久レースであるル・マン24時間の優勝マシンへのオマージュとして、コンチネンタルGTおよびコンチネンタルGTCに限定仕様車「ル・マン・コレクション」を設定しました。
6度目の優勝から20周年 グリルにナンバー「7」
ベントレーは、コンチネンタルGTとコンチネンタルGTCに特別仕様車「ル・マン・コレクション」を追加した。世界合計48台の限定生産となる。
有名な耐久レースであるル・マン24時間レースで、ベントレーが6度目の勝利を収めてから20周年を記念したものだ。ベントレーのコーチビルド部門であるマリナーが、2003年のレースで優勝した「スピード8」へのオマージュとして製作した。
コンチネンタルGTスピードと同じ6.0L W12ツインターボを搭載し、最高出力659ps、最大トルク91.8kg-mを発揮し、最高速度335km/h、0-100km/h加速3.6秒を実現している。また、後輪操舵システムと電子制御式リミテッドスリップディファレンシャルにより、コントロール性が向上している。
「ブラックライン」と「スタイリング」の2つの仕様が用意された。ブラックライン仕様はスピード8と同様のブラックとグリーンのカラーリングを採用し、スタイリング仕様はカーボンファイバーを多用する。
マトリックスグリルにはレース優勝車両のナンバー「7」がホワイトで描かれる。また、フロントバンパー下部、ウィングミラーキャップ、ブーツリッドはベルーガブラックで仕上げられるなど、レースの伝統への敬意を表している。
インテリアでは、標準のセンターダイヤルの代わりに、スピード8に搭載されていた4.0L V8ツインターボのエンジンバルブを収納したガラス製ディスプレイケースが付属する。全32個のバルブのうち、24個がこのル・マン・コレクションに搭載された。
シートにはブリティッシュ・レーシング・グリーンのレザーが使用され、標準の12時間時計は24時間表示のみのデジタル時計に変更される。ドアを開けると、「2003」のウェルカムライトが点灯し、スピード8のバッジが付いたイルミネーション付きシルプレートが乗員を出迎える。
画像 ル・マン24時間レース優勝車へオマージュ【ベントレー・コンチネンタルGTの特別仕様車を標準車と写真で比較】 全49枚