大ヒットしたのに「消えた」クルマ 40選 前編 1970年代、80年代の名車は何台残るのか

公開 : 2023.04.22 18:05

ヒョンデ・ポニー:10台

ポニーはヒョンデ(現代自動車)にとって初めての量産・輸出車であり、英国で販売した最初のモデルであった。オースチン・モーリス出身のジョージ・ターンブル氏を開発に、ジョルジェット・ジウジアーロ氏をデザインに起用し、三菱フォードの部品を使用してポニーを作り上げた。シンプルだがうまくできていて、英国での韓国車販売の始まりとなった。

ヒョンデ・ポニー:10台
ヒョンデ・ポニー:10台

キア・プライド:35台

ヒョンデの英国初導入から、兄弟ブランドであるキアに目を向ける。プライドはマツダ121をベースにしており、当時は7年保証などない時代であったが、フォード・フィエスタオペル/ヴォグゾールコルサを下回る価格で、キアの足場を固めるのに貢献した。

キア・プライド:35台
キア・プライド:35台

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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