後席の快適性を最優先 メルセデス・マイバッハEQS 680 SUV ブランド初のBEV登場

公開 : 2023.04.18 08:45

リアシート側の快適性を最優先した新モード

フラッグシップらしく、乗り心地にも細心の注意が払われている。標準のEQS SUVに備わるコンフォート・モードの代わりに、リアシート側の乗員の快適性が最優先された、マイバッハ・モードを新設定。ボディの揺れを最小限に抑えたとのこと。

内燃エンジンが搭載されないため、クルマが発するノイズは殆ど存在しないが、遮音性にも抜かりはない。ロードノイズが車内へ届くのを防ぐため、ボディ後部を中心に吸音性のフォームを充填。キャビン全体も合成皮革で覆い、音の侵入を防いだという。

新型メルセデス・マイバッハEQS 680 SUV(海外仕様)
新型メルセデス・マイバッハEQS 680 SUV(海外仕様)

価格はまだ発表されていないが、英国ではメルセデス・ベンツEQS 580 SUVに15万2635ポンド(約2457万円)が設定されている。それを踏まえると、20万ポンド(約3220万円)以上になると考えていいだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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