新型レクサスLM、旧モデルとの違いは? サイズや内外装を比較

公開 : 2023.04.18 11:29

パワートレインなどは?

新型LMのパワートレインは、2.4Lの直列4気筒ターボハイブリッドシステム(eAxle)と、2.5Lの直列4気筒ハイブリッドシステム(E-Four/FF)の2種類を用意。

パワートレインの詳細についてはアナウンスされていないが、恐らく新型クラウンクロスオーバーに搭載されているものと同様のシステムを持つものと考えてよさそうだ。

新型レクサスLM。今回お披露目されたのは4座モデルだが、3列シートの6/7人乗り仕様も存在するとのこと。
新型レクサスLM。今回お披露目されたのは4座モデルだが、3列シートの6/7人乗り仕様も存在するとのこと。

なお旧型に設定されていたV型6気筒3.5Lを含む純ガソリンモデルは現時点で発表されていないが、すでに2035年までに100%BEV化をすると言っているレクサスブランドだけに致し方無いところだろう。

乗り心地に関しては開口部が大きなミニバンの弱点である剛性に着目し、さまざまな“素性の刷新”によって旧型比で1.5倍のボディねじり剛性を確保。さらにアッパーボディやフロアには構造用接着剤を採用することで、振動の軽減にも効果を発揮している。

あらに足回りにはリニアソレノイド式アクチュエーターと周波数感応バルブを併用した「周波数感応バルブ付きAVS」をレクサスとして初採用。これにより低周波から高周波までの幅広い領域で、きめ細かく減衰して振動を軽減し、速度を問わずに常に上質な乗り心地を実現した。

このように新たなフラッグシップモデルとして登場した新型LM。今回お披露目されたのは4座モデルだが、3列シートの6/7人乗り仕様も存在するとのこと。

日本ではまず4人乗りの2.4Lターボハイブリッド仕様から導入されるということだが、これは共通プラットフォームを使用すると目される新型アルファードが存在するための配慮なのだろうか。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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