誇張しない流麗なデザイン ポールスター3、英で実車公開 最高出力517psの大型電動SUV

公開 : 2023.04.24 06:05

持続可能な内装材 車載システムはグーグルベース

ポールスターによると、インテリアの素材は持続可能性に基づいて選択され、動物福祉認定を受けたレザーやサプライチェーンを追跡可能なウールなどが使われているとのこと。

インフォテインメント・システムは、Snapdragon(スナップドラゴン)の「コックピット・プラットフォーム」で動作する。14.5インチの中央タッチスクリーンには、グーグルと共同開発したアンドロイドベースのOSが搭載され、無線でのアップデートが可能だ。

英サロン・プリヴェで公開されたポールスター3
英サロン・プリヴェで公開されたポールスター3    AUTOCAR

英国向けの全車には、21インチアルミホイール、パノラマガラスルーフ、LEDライト、リトラクタブル・ドアハンドルが装備される。さらに、プラス・パックとパイロット・パック(25スピーカーのオーディオシステム、ヘッドアップディスプレイ、駐車支援などの機能を含む)も、全車に搭載される予定だ。

現在受注を開始しており、価格は7万9900ポンド(約1300万円)から。2023年後半に納車が開始される予定である。

また、アグレッシブなセッティングを加えたサスペンションや、22インチの専用ホイールなどを含むパフォーマンス・パックが5600ポンド(約90万円)からとなっている。

ポールスター3は、同ブランドとしては初めて、中国・成都のボルボ工場で生産される。2024年からは、米国サウスカロライナ州にあるボルボ工場でも生産される予定だ。

記事に関わった人々

  • ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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