期待大の電動ホットハッチ 新型ミニ・クーパー E 試作車へ試乗 182psで297km 前編
公開 : 2023.05.18 08:25
モダンなインテリアも従来同等にカッコイイ
今回、英国編集部がひと足先に試乗させていただいたのは、カラフルなカモフラージュが施されたプロトタイプ。既にスタイリングの写真は発表済みだから、そちらと重ねて想像していただきたい。
インテリアにも丁寧にカバーが掛けられていたが、こっそり覗き見させてもらった。確認できた範囲では、インテリアからはクロームメッキが大幅に減り、実際に押せるハードボタンやスイッチの数も激減している。
ドライバーの正面に通常ならある、メーターパネルも省かれている。そのかわり、殆どすべての情報表示と車載機能の操作を司るのは、大きく丸いセンターモニター。OLED製で厚みが薄く、フレームも細い。その下に、トグルスイッチが並ぶ。
従来のレトロチックなデザインも好ましかったが、次期型のモダンなインテリアも同じくらいカッコイイと感じた。操作性も悪くない様子。オペレーティング・ソフトウエアには、まだ開発途中のバグが残っていたけれど。
テスラと同じように、走行中の速度確認などはすぐに慣れるだろう。ヘッドアップ・ディスプレイも、オプションで装備できる。
ハードボタンを一掃し、シフトセレクターが丸いモニターの下部へ移動したことで、センターコンソールは収納空間として活用されている。エアコンの送風口は、スリムなデザインに。試乗車の内装は、カラフルなテキスタイルで華やかに仕立てられていた。
この続きは後編にて。