フルHD超えの高画質 ケンウッドの2カメラ・ドライブレコーダー「DRV-MR775C」「DRV-MR770」登場 

公開 : 2023.05.18 20:20  更新 : 2023.11.24 14:08

新ドライブレコーダーのニュースです。KENWOODが、前後2カメラ式のドラレコを新たに発表。前カメラはWQHD画質です。

2モデルが5月下旬発売・価格情報

ケンウッドから2カメラ・ドライブレコーダー、「DRV-MR775C」「DRV-MR770」の2モデルが新登場。

基本機能は共通で、「DRV-MR775C」には駐車録画対応電源ケーブルが同梱されている。いずれも5月下旬より発売される。

ケンウッドの新型2カメラ・ドライブレコーダー「DRV-MR775C(駐車録画対応電源ケーブル同梱)」
ケンウッドの新型2カメラ・ドライブレコーダー「DRV-MR775C(駐車録画対応電源ケーブル同梱)」    JVCケンウッド

・DRV-MR775C(駐車録画対応電源ケーブル同梱)
オープン価格:市場推定価格は3万5800円前後

・DRV-MR770
オープン価格:市場推定価格は3万4800円前後

同社のドライブレコーダーはさまざまなニーズに対応できるよう幅広いラインナップを揃えているが、その中でもハイエンドモデルとして位置づけられる。

それだけに、最新の技術やノウハウが投入され機能性の高い1台に仕上げられている。

フロントカメラを内蔵した本体と、リアカメラユニットを組み合わせたベーシックなスタイルで、「DRV-MR770」はアクセサリーソケットから、「DRV-MR775C」は車両配線から電源を取得。

本体、リアカメラユニットとともにコンパクトサイズのため、目立たずスマートな取付けが可能だ。

解像度2560×1440 WQHDで記録

多くの機能を備えているが、最大の注目ポイントは業界トップレベルの高画質を実現していること。

フロントカメラは一般的なドライブレコーダーに使われているフルHD(1920×1080)画質よりも、約1.8倍も高精細なWQHD(2560×1440)画質を達成。

新型2カメラ・ドライブレコーダー「DRV-MR770」のフロントカメラ
新型2カメラ・ドライブレコーダー「DRV-MR770」のフロントカメラ    JVCケンウッド

また、ケンウッド独自の映像・車載技術から生まれた「Hi-CLEAR TUNE(ハイクリアチューン)」によって、総合的な画質向上が図られている。

夜間・トンネルなど暗所での撮影にも強く、前・後カメラともセンサーには高感度性能に定評がある「STARVIS」やF1.8の明るいレンズを採用。

スモークガラスの影響を受けにくい7段階の明るさ調整機能も利用できる。

駐車録画・音声コマンドについて

そして、使い勝手に優れているのも大きな特徴。

運転姿勢のまま声でコントロールができる「音声コマンド機能」を備え、緊急時の手動録画、静止画撮影、常時画面の切替えなどが行える。危険車を素早く検知して自動録画する「前方割込/前方蛇行運転警告」「後方空接近警告」などの搭載も心強い。

ケンウッドの新型2カメラ・ドライブレコーダー「DRV-MR775C(駐車録画対応電源ケーブル同梱)」
ケンウッドの新型2カメラ・ドライブレコーダー「DRV-MR775C(駐車録画対応電源ケーブル同梱)」    JVCケンウッド

また、「DRV-MR775C」は同梱の駐車録画対応電源ケーブル、「DRV-MR770」はオプションの車載電源ケーブル「CA-DR100」によって、駐車録画モードを利用できる。

これにはバッテリーの電圧監視に対応した最長24時間の駐車録画を実現する「常時監視モード」と、駐車中に衝撃を検知すると高速で録画を開始する24時間365日対応の「衝撃検知録画モード」の2種類があり、ニーズに合わせて使い分けられる。

なお、ケンウッドでは今後ドライブレコーダーのラインナップを機能や採用デバイス、コンセプトに基づいたチューニング「Hi-CLEAR TUNE」に応じて新たにシリーズ化。

本機が属するハイエンドモデルの「Xシリーズ」、ミドルレンジの「Gシリーズ」、エントリーモデルの「Rシリーズ」を展開するという。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 編集

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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