メルセデス・ベンツVクラス 改良新型、今夏発表へ 堂々たるラグジュアリーな顔つきに

公開 : 2023.05.22 18:45

メルセデス・ベンツは中型バンのVクラス、EQV、ヴィトーなどの改良新型を2023年夏に発表する予定です。内外装をより高級感あるデザインに変更し、快適性と機能性を高めるとしています。

Vクラス、高級感を高めた内外装に

メルセデス・ベンツの商用車部門であるメルセデス・ベンツ・バンは5月16日、中型バンのVクラスやEQVの改良新型を今夏発表することを明らかにした。

同社は中型バン・シリーズについて「高い機能性と快適性を兼ね備え、高級感ある独自のデザインを採用」し、「ドイツや欧州をはじめ世界各地で高い人気を誇る」と述べている。また、今回の改良ではビジネスや家族の生活、アウトドアでのレジャーなどを支える「スペース」を強化していくという。

改良新型Vクラスの予告画像
改良新型Vクラスの予告画像    メルセデス・ベンツ

乗用車のVクラス、Vクラス・マルコポーロ、EQVの3車種については、新しい内外装デザインと最新のMBUX車載システムを導入し、ブランドのラグジュアリー性をより明確に表現するという。

商用車のヴィトーおよびeヴィトーでは、車載システムとコネクティビティを全面的に刷新し、新しいデジタルサービスや安全機能を搭載するなど、プレミアム性を強調しながらもビジネスユースにおける快適性と効率性を高める方針だ。

公開された予告画像ではフロントエンドのデザインが確認でき、Cクラスなど最新の乗用車モデルと歩調を合わせたものとなっている。また、最上位モデルのSクラスのような、ボンネット上のスリーポインテッドスターのマスコットも確認できる。

メルセデス・ベンツ・バンはこうした改良によって、「特別なもの」を求める個人・法人顧客の要望に応え、ラインナップの高級化を進めていくとしている。

メルセデス・ベンツは全体的に販売台数よりも利益率を重視する高級路線を強化しており、サブブランドのマイバッハの拡大にも力を入れている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ愛知在住。幼少期から乗り物好き。住宅営業や記事編集者といった職を経て、フリーランスとして自動車メディアで記事を書くことに。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。

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