新型BMW 5シリーズ 世界初公開 サイズアップに電動化 航続距離582km「i5」も同時デビュー

公開 : 2023.05.25 06:25

車載ディスプレイでゲームも可能に

エクステリアとしては、新しいBMWのデザイン言語を踏襲しつつ、フロントエンドに伝統的なキドニーグリル(i5ではブラックパネル)を採用している。サイドビューからリアにかけて力強さを強調する筋肉質なラインを描き、リアエンドのL字型テールライトは上下分割式とされた。

フラッシュ式ドアハンドルやフラットなアンダーボディ形状により空力特性を改善し、i5 eドライブ40では、空気抵抗係数を示すCd値は0.23とされている。

BMW 5シリーズ・セダン
BMW 5シリーズ・セダン    BMW

インテリアでは、8.5世代のiドライブ・システムを搭載し、「クイックセレクト」機能によって使いやすさが改善されているという。ホームスクリーンのデザインが一新され、運転席側に縦に機能アイコンが配置されたことで、サブメニューに切り替えることなく、直接機能にアクセスできるのが特徴だ。

また、ディスプレイではビデオストリーミングが可能で、エアコンソール社のプラットフォームにより車載ゲームも利用できる。i5の充電中の待ち時間など、車両が停止している間に家庭用ゲームをプレイすることができる。

BMWのデジタルキー・プラスに対応し、スマートフォンやスマートウォッチをキーとして利用できるほか、オプションのパーキング・アシスタント・プロフェッショナルを装着すると、最大200mの自動駐車を車内または車外からスマートフォンでコントロールできるようになる。

新型BMW 5シリーズの価格はまだ公表されていない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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