text & photo:WOLFSBURG KIDS (ウォルフスブルグキッズ)
空冷VW愛好家にとって、秋の訪れを告げる恒例イベントとなりつつある、ウォルフスブルグキッズが主催する「15th VW AUTUMN 2014 in 京都」が、今年も9月14日に京都市右京区の嵐山-高雄パークウェイの菖蒲谷大駐車場で開催された。
当日は晴天に恵まれ三連休の中日ということもあり、近畿や中部地方を中心に、九州や関東地方からも多くの参加車が訪れた。メイン会場は昼前には満車となる盛況ぶりで、最終的には過去最高の約350台ものVWが集まった。
当日はフリーマーケットも30軒以上出店され、パーツやアンティーク雑貨の掘り出し物を探す来場者でにぎわっていた。また午後からはステージで参加者全員でのジャンケン大会や、全車を対象としたアワードの発表もあり、大盛り上がりとなった。
周囲を山々に囲まれた会場は、バーベキューサイトや水遊びのできるせせらぎもあり、ワーゲンを所有していない方や、家族連れでも1日楽しめることができるのが、このイベントの特徴である。
会場となった嵐山-高雄パークウェイの菖蒲谷大駐車場は様々なフォルクスワーゲンで埋め尽くされた。
ヴィンテージ・ビートルはオリジナル指向だけではなく、進化したキャルでカスタムされたものも多い。
当日はVWを楽しむには最高の天気だった。こちらはタイプ2をメインとしたエリアで、その数にビックリ。
タイプ2の楽しみ方も様々。限界までローダウンされた姿はカーショーには欠かせない。
その昔、1日に7色のビートルを見るとラッキーといわれたが、ここでは何色あるか分からないほどだ。
今年の”BEST VW AUTUMN”を獲得したのは、さりげなくカスタマイズされたカルマン・ギア・タイプ3だった。
子供たちの遊び場もビートル。子供たちはお絵かきワーゲンを相手に真剣にアーとしていた。
サビサビのボロルックを突き詰めたビートルは、ロワード+ナロードのモディファイで迫力満点
カスタムが多い中、ノーマルでも楽しめるのがビートルの楽しいところ。この1302は千葉県から参加。
タイプ2はあらゆるタイプが集まった。こちらは貴重な救急車仕様で回転灯などの装備もそのまま残る。
タイプ2の進化型のT2も、コマーシャル・バンからウエストファリア・キャンパーまでの各タイプが勢揃い。
VWイベントに欠かせぬ役者がキューベル・ワーゲンの子孫たるタイプ181だ。ここでも存在感を放っていた。
オリジナルを良く保ったタイプ3セダンを発見。マルーンぽいレッドが’60年代らしさを強調する。
さり気なくキャル化され、ライトブルーが似合うタイプ3ヴァリアントは、広島からの参加。
水冷エンジンだが、ビートル・ファミリーの一員としてニュー・ビートルの姿も見られた。
さらには最新型のザ・ビートルも来ていた。クルマは新しくてもビートル・オーナーに変わりなし。
会場じっくり見てゆくとフォルクスワーゲンの中に、親族といえるポルシェ356も来場。
午後にはステージで参加者全員で豪華賞品争奪のジャンケン大会が行われ、大いに盛り上がった。
今回はフリーマーケットが30軒以上出店し、お宝パーツやアイテムを探す来場者でにぎわっていた。
フォルクスワーゲン・オーナーにおなじみのフラット4も出店し、参加者の人気を集めていた。
VWオータム恒例のエンジン・フードを使った受付サインは今年も健在で、参加者を出迎えてくれた。