もう1つ出た!「レクサスTX」誕生 GX超えの全長5.2m級 3列シートの新型SUVが北米市場に
公開 : 2023.06.10 11:35 更新 : 2023.06.10 11:36
レクサスが大型SUV「TX」を発表。新型GXより大きな3列シートSUVで、北米専売モデルです。サイズとパワートレインを確認しましょう。
サイズを新型GXと比べると?
新型を連続発表しているレクサスが、北米向けの地域専用モデルとなる「レクサスTX」を初公開した。
3列目シートも設定された大型SUVだ。
ボディサイズは下記のとおりで、同時発表された新型「GX」と比べると、全長が220mmも長く、ホイールベースだけでも100mm長い。
・レクサスTX
全長:5170mm
全幅:1990mm
全高:1780mm
ホイールベース:2950mm
・レクサスGX新型
全長:4950mm
全幅:1980mm
全高:1870mm
ホイールベース:2850mm
外観は、“実用的なエレガンス”をテーマに、空力性能などフロント機能全体を包括的に捉えた新フロントフェイス「ユニファイドスピンドル」が力強い。
内装、ラインナップは?
インテリアは、3列シート車のニーズが強い北米マーケットの需要に応え、大人2名がゆったりと座れるスペースの3列目を設定。
定員乗車時でも十分に使える荷室、さらにレクサス品質の静粛性を追求した。
また、GA-Kプラットフォームの採用により、NX、LX、RXなどの次世代レクサス・ラインナップの名に相応しい走りを実現したという。
3機種が導入され、それぞれのパワートレインは下記のようになっている。
「TX350」ガソリン2.4Lターボ(8速AT)
「TX500h」ガソリン2.4Lターボ・ハイブリッド(6速AT)
「TX550h+」ガソリン3.5L V6 PHEV(6速AT)
2番目の「ガソリン2.4Lターボ・ハイブリッド」は、リアの高出力モーターと四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用した「Fスポーツ・パフォーマンス」専用のシステムだ。
また、TXには先進の予防安全技術「レクサス・セーフティ・システム+」を装備し、長距離のドライビングでも移動時間を快適に過ごすことができるという。
今年に入ってレクサスは、高級ミニバンの新型「LM」、小型の新型SUV「LBX」、新型オフローダー「GX」を立て続けに発表。いずれも「ユニファイドスピンドル」「スピンドルボディ」といった新デザインコンセプトを採用するなど、次世代ラインナップの方向性が見えてきたところだ。