買い時なHVスーパーカー BMW i8 英国版中古車ガイド ミニと同じ1.5L 3気筒
公開 : 2023.07.03 08:25
知っておくべきこと
フェイスリフト時の変更で、駆動用バッテリーの容量が7.1kWhから11.6kWhへ増えている。電気だけで走行可能な距離は、ロードスターで53kmとなっていた。
バタフライドアは、乗降時に見る人へインパクトを与える。アルミニウムとカーボンファイバー、熱可塑性プラスティックを採用し、一般的な構造のドアより50%も軽いのが特長となる。
フロント側の駆動用モーターには2速ATが組まれている。GKNドライブライン社製のユニットで、3気筒ターボエンジンとメインの6速ATの動きとシンクロして制御され、滑らかな走行を実現。また、高速域でも最大トルクの発揮を可能としている。
クーペは2+2ながら、リアシートの広さは最小限。荷室も小さい。狭い駐車場ではドアを開けられず、乗降できないといった制限もある。
英国ではいくら払うべき?
3万ポンド(約525万円)〜3万9999ポンド(約699万円)
英国では、状態の良いi8がこの価格帯で狙える。2014年式から2016年式が中心。整備記録は良く確かめたいところ。
4万ポンド(約700万円)〜3万9999ポンド(約1049万円)
ディーラーでしっかりメンテナンスを受けてきた、2017年式から2019年式を選べる。狙い目の価格帯といえる。
6万ポンド(約1050万円)以上
フェイスリフト後で状態の良いi8をお探しなら、英国ではこの価格帯から。ロードスターも含まれるようになる。
英国で掘り出し物を発見
BMW i8 1.5クーペ 登録:2014年 走行距離:11万1000km 価格:3万4360ポンド(約601万円)
良く手入れされてきたi8のようだ。20インチのiタービン・アルミホイールにクリスタル・ホワイトパール塗装、ハーマンカードン・サウンドシステムなど、高額なオプションも載っている。これまでの整備記録はしっかり残っている。