ケータハム 初の電動2ドア・クーペ、7月12日公開へ 軽量・シンプル設計に焦点

公開 : 2023.06.22 06:05  更新 : 2023.07.12 17:42

英国のスポーツカーブランドであるケータハムは、7月12日に次世代EVコンセプト「プロジェクトV」を公開すると発表しました。これまでにない2シーターのスポーツクーペで、電動化の急先鋒となります。

ケータハム ついに電動化へ

ケータハムは、EVコンセプトカーの「プロジェクトV」を7月12日に公開すると発表した。その翌日には、英国で開幕する自動車イベント、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで正式披露される。

また、ケータハムはコンセプトカーの予告画像を公開し、そのシルエットを明らかにした。2シーター・スポーツカーの形をとっており、従来のケータハム・セブンとはまったく異なるものになると思われる。

ケータハム「プロジェクトV」の予告画像
ケータハム「プロジェクトV」の予告画像    ケータハム

ケータハムは、プロジェクトVは「軽さ、シンプルさ、ドライバーに焦点を当てた体験」という同ブランドの伝統的な価値を継承すると述べている。

スタイリングを担当するのは、Wモーターズのライカン・ハイパースポーツなどで知られる自動車デザイナーのアンソニー・ジャナレリー氏である。これまでのファンを大切にしながら、新しい顧客層の取り込みを目指すという。

プロジェクトVの詳細はまだ明らかにされていないが、ケータハムが電動化の時代へ移行するための先鋒となる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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