可動式ヘッドライトを採用した名車 50選 後編 もう見られない最高に格好いいギミック
公開 : 2023.07.08 18:25
サターンSC(1992年)
GMのサターンプロジェクトは1982年にスタートしたが、最初のクルマが発売されたのは1990年である。2010年になると、採算がとれなくなり、同部門は閉鎖された。このSCは、1990年に登場したSシリーズの中でも数少ない、見栄えの良いクルマであった。フェイスリフト後は、ポップアップ式ではなく固定式のヘッドライトが装着されたため、あらゆる角度から見てもスタイル的には失敗だった。
アレス・プロジェット・ウーノ(2018年)
ポップアップ式ヘッドライトが歴史上の遺産になったと思われた矢先、アレス・デザインはクラシックカーを再解釈する新シリーズの第一弾を発表した。プロジェット・ウーノと呼ばれる21世紀のデ・トマソ・パンテーラで、ランボルギーニ・ウラカンから調達した最高出力660psの5.2L V10エンジンを使用し、最高速度323km/hを実現した。アレス・デザインは、このプロジェット・ウーノを21台までしか生産しないため、現在の安全規制を遵守する必要がないのだ。
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