エイムEVスポーツ01

日産GT-Rのデザイナーが製図ボードに戻り、最高出力490ps、重量わずか1425kgのEVスポーツカーを描いた。最高回転数1万rpmの水冷高性能電気モーターを2基(後輪に左右1基ずつ)搭載。4つのパックに分割された81kWhバッテリーから電力を供給され、総トルクは80.5kg-mとなり、0-100km/h加速6.0秒以下のタイムを実現する。

エイムEVスポーツ01
エイムEVスポーツ01

アルピーヌA290

メインストリーム市場に照準を合わせ、アルピーヌはルノー5ベースのホットハッチを発表。FIA公認のレーシングシャシーと、フロントアクスルに2基のモーターを備えたA290は、アルピーヌのスポーティなキャラクターを維持しつつ、広く評価されているA110より実用的なお供となるだろう。

アルピーヌA290
アルピーヌA290

アリエル・アトム4R

アリエルは、アトムの最新モデルをサプライズ公開した。4Rと名づけられたこのモデルは、これまでで最もパワフルな4気筒バージョンであり、ホンダが供給するパワーユニットはなんと最高出力405psにパワーアップしている。それだけでなく、新しいクアイフ製6速シーケンシャル・トランスミッション、オーリンズ製ダンパー、カーボンセラミック製ディスクブレーキも装備されている。

アリエル・アトム4R
アリエル・アトム4R

アストン マーティン・ヴァラー

アストン マーティンの最新の特注モデルは、ワンオフ車のヴィクターに大きくインスパイアされたスーパーカーであり、最高出力715psの轟音V12と特別に開発された6速MTを搭載している。ただし、グッドウッドでは一般公開されず、プライベート・プレビューのみに出展される。

アストン マーティン・ヴァラー
アストン マーティン・ヴァラー

アウディ・フーニトロン

S1クワトロ・グループBラリーカーにインスパイアされたフーニトロンは、タイヤをズタズタにすることも厭わずに特別に設計された、手加減なしのEVだ。停止状態から150km/hでドーナツターンができると言われており、グッドウッドの丘を登る際には見応えのあるショーを披露してくれた。

アウディ・フーニトロン
アウディ・フーニトロン

BMW 5シリーズおよびi5

新型BMW 5シリーズは、2023年に最も期待される新型車の1つであり、フェスティバル・オブ・スピードで初めて英国で公開された。完全電動のi5も登場し、両車とも有名なヒルクライムに挑んだ。5シリーズが内燃エンジンを搭載して販売されるのは、この世代が最後となる。

BMW 5シリーズおよびi5
BMW 5シリーズおよびi5

ケータハム・プロジェクトV

ケータハムがついに軽量EVスポーツカーの構想を披露し、早ければ2026年にも生産が開始される可能性があると語った。プロジェクトVと呼ばれるこのクルマは、最高出力272psの電気モーターをリアに搭載し、55kWhのバッテリーを組み合わせることで、400kmの航続距離を実現する。それだけでなく、市販車ではトヨタGR86よりも軽い1190kgの車重を目標としている。

ケータハム・プロジェクトV
ケータハム・プロジェクトV

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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