FOCJ スペチアーレ・クラシケ・ブランチ 御殿場
2014.10.12
text & photo:Kazuhide Ueno (上野和秀)
フェラーリ・ブランチ・スペチアーレが復活した。以前フェラーリ・ブランチの姉妹イベントとして親しまれていたが、フェラーリ オーナーズ クラブ ジャパン(FOCJ)のクラブ・イベントとして、聖地といえる御殿場ガーデンで行われた。テーマカーを持ち寄り、着席でフルコースを楽しむという形式は、かつてのブランチ・スペチアーレと変わらない。
今回はクラブ・イベントということもあり、スペチアーレ・モデルだけではなく、クラシケ・モデル、そして今年誕生20周年を迎えたF355もテーマカーに選ばれた。スペチアーレは最新のラ・フェラーリを始め、F40、F50、エンツォ・フェラーリ、599GTOはもちろん、458スペチアーレ、430スクーデリア、スクーデリア・スパイダー16Mなどの8気筒のスペチアーレ・モデルもグリーンに並べられた。
一方クラシケ・モデルは、フェラーリの歴史を築いてきた250GT TdFと4台の365GTB/4 “デイトナ”、512BBが参加した。まだ新しいイメージだが、そのデビューは1994年になるF355は、ベルリネッタ、スパイダー、チャレンジが各地から7台が集まり、誕生20周年を祝った。グリーンの上では、旧知の友や新たなメンバーたちが、クルマを囲みながらフェラーリ談義に花を咲かせていた。