ルノー・オーストラル 詳細データテスト 上質なパワートレイン 広く質感の高い室内 4WSは要改善

公開 : 2023.07.29 20:25  更新 : 2023.08.11 18:20

スペック

レイアウト

プラットフォームはCMF-CDで、日産キャシュカイやXトレイル、ルノーが新たに投入するラファールと共用している。

つまり、サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアは仕様によりトーションビームかマルチリンクを用いている。

エンジン

プラットフォームは、日産などでも使用するCMF-CDで、新型車のラファールとも共用。リアサスペンションはマルチリンクだ。
プラットフォームは、日産などでも使用するCMF-CDで、新型車のラファールとも共用。リアサスペンションはマルチリンクだ。

駆動方式:フロント横置き前輪駆動
形式:直列3気筒1199ccターボチャージャー、ガソリン
ブロック/ヘッド:-/-
ボア×ストローク:φ-×-mm
圧縮比:-
バルブ配置:-
最高出力:131ps/-rpm
最大トルク:20.9kg-m/-rpm
エンジン許容回転数:-rpm
ハイブリッドアシスト:ギアボックス内蔵永久磁石同期モーター+ISG
モーター最高出力:68ps
モーター最大トルク:20.9kg-m
システム総合出力:199ps/-rpm
システム総合トルク:-kg-m/-rpm
馬力荷重比:118ps/t
トルク荷重比:-kg-m/t
エンジン比出力:77ps/L

ボディ/シャシー

全長:4509mm
ホイールベース:2667mm
オーバーハング(前):925mm
オーバーハング(後):917mm

全幅(ミラー含む):2083mm
全幅(両ドア開き):3600mm

全高:1621mm
全高:(テールゲート開き):2100mm

足元長さ(前席):最大1080mm
足元長さ(後席):600~900mm
座面~天井(前席):最大1025mm
座面~天井(後席):740mm

積載容量:430~1455L

構造:スティール・モノコック
車両重量:1696kg(公称値)/-kg(実測値)
抗力係数:-
ホイール前・後:8.5Jx20
タイヤ前・後:235/45 R20 100V XL
ミシュラン・プライマシー4 S1
スペアタイヤ:なし(パンク修理キット)

変速機

形式:5速AT
1速:-/- 
2速:-/- 
3速:-/- 
4速:-/- 
5速:-/-            

最終減速比:-

燃料消費率

AUTOCAR実測値:消費率
総平均:15.9km/L
ツーリング:15.4km/L
動力性能計測時:2.6km/L

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):22.7km/L
中速(郊外):23.8km/L
高速(高速道路):22.7km/L
超高速:17.2km/L
混合:20.4km/L
エンジン単体:-km/L
EV航続距離:-km

燃料タンク容量:55L
駆動用バッテリー:ニッケル水素・14.2/12.9kWh(総量/実用量)
現実的な航続距離(モーターのみ):-km
現実的な航続距離(エンジンのみ):-km
現実的な航続距離(エンジン+モーター):871km
CO2排出量:110g/km

サスペンション

前:マクファーソンストラット/コイルスプリング、スタビライザー
後: マルチリンク/コイルスプリング、スタビライザー

ステアリング

形式:電動機械式、ラック&ピニオン、電動後輪操舵
ロック・トゥ・ロック:2.25回転
最小回転直径:10.1m(非4WS車:11.4m)

ブレーキ

前:350mm通気冷却式ディスク
後:330mm通気冷却式ディスク
制御装置:ABS
ハンドブレーキ:電動、ステアリングコラム右側にスイッチ配置

静粛性

アイドリング:53dBA
全開・145km/h時:73dBA
48km/h走行時:57dBA
80km/h走行時:63dBA
113km/h走行時:68dBA

安全装備

ABS/ESC/LKA/AEB/クロストラフィックアシスト
Euro N CAP:5つ星
乗員保護性能:成人88%/子供83%
歩行者保護性能:69%
安全補助装置性能:87%

発進加速

テスト条件:乾燥路面/気温27℃
0-30マイル/時(48km/h):3.7秒
0-40(64):5.1秒
0-50(80):6.8秒
0-60(97):8.5秒
0-70(113):10.6秒
0-80(129):14.3秒
0-90(145):18.0秒
0-100(161):22.4秒
0-110(177):28.4秒
0-402m発進加速:16.8秒(到達速度:139.7km/h)
0-1000m発進加速:29.9秒(到達速度:179.0km/h)

ライバルの発進加速

ライバルの発進加速
キア・スポーテージ1.6HEV 2WD GT-ライン S(2022年)
テスト条件:乾燥路面/気温10℃
0-30マイル/時(48km/h):2.9秒
0-40(64):4.0秒
0-50(80):5.5秒
0-60(97):7.3秒
0-70(113):9.3秒
0-80(129):11.8秒
0-90(145):14.4秒
0-100(161):18.9秒
0-110(177):24.0秒
0-402m発進加速:15.6秒(到達速度:148.4km/h)
0-1000m発進加速:28.3秒(到達速度:184.9km/h)

キックダウン加速

20-40mph(32-64km/h):2.6秒

30-50(48-80):3.1秒

40-60(64-97):3.4秒

50-70(80-113):3.8秒

60-80(97-129):5.8秒

70-90(113-145):7.4秒

80-100(129-161):8.1秒

90-110(145-177):10.4秒

制動距離

テスト条件:乾燥路面/気温27℃
30-0マイル/時(48km/h):8.7m
50-0マイル/時(64km/h):23.3m
70-0マイル/時(80km/h):47.9m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:2.79秒

ライバルの制動距離

キア・スポーテージ1.6HEV 2WD GT-ライン S(2022年)
テスト条件:乾燥路面/気温10℃
30-0マイル/時(48km/h):8.4m
50-0マイル/時(64km/h):23.5m
70-0マイル/時(80km/h):45.7m

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    英国編集部ライター
  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    英国編集部ロードテスト・エディター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事