キアの大型SUV「ソレント」 デザイン刷新で大胆フェイスに 改良新型発表

公開 : 2023.07.28 06:25

キアが欧州、米国などで販売する大型SUVのソレントが改良を受け、内外装デザインを刷新しました。「相反するもの」と呼ばれる新しいデザイン言語によって、人目を引く大胆な表情となりました。

内外装を刷新 個性的な顔つきに

キアは大型SUVのソレントの改良新型を一部公開した。内外装デザインを刷新し、大胆なルックスに生まれ変わった。

ソレントは、キアが欧州、米国などで販売するSUVで、4代目となる現行型は2020年に登場した。SNSで公開された画像を見ると、今回の改良ではフロントエンドが大きく変わり、インテリアもよりすっきりとしたデザインになっている。

改良新型キア・ソレント
改良新型キア・ソレント    キア

エクステリアは、キアの新しいデザイン言語「Opposites United(相反するもの)」を踏襲したもので、「自然と人間に見られるコントラストに由来する」という。

新しいフロントグリルを中心に、T字型のヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト、独立したフォグライトを備えている。リアライトは分割式だったものが上部で結合され、ワイドな印象を与える。バックランプも下に移動した。

詳細はまだ明らかにされていないが、アロイホイールのデザイン、トリム・オプション、ボディカラーが新たに追加されると思われる。

インテリアでは、エアコンの吹き出し口と操作パネルがダッシュボードに統合され、インフォテインメント・ディスプレイとメーターディスプレイが一体化したシンプルなインターフェイスが採用されている。

メタル仕上げの新しいトリムパーツが採用されたほか、スピードメーターとレブカウンターのグラフィックも変更された。

インテリアカラーとしては、インターステラーグレー、ボルカニックブラウン、シティスケープグリーンの3色が追加された。

パワートレインは、現行のユニットを引き継ぐ可能性が高い。英国では現在、最高出力192psの2.2L 4気筒ディーゼル、最高出力230psの1.6L 4気筒ガソリンターボ、そして最高出力285psの1.6L 4気筒ガソリンターボベースのPHEVが販売されている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    英国編集部。英グラスゴー大学を卒業後、モータージャーナリストを志しロンドンに移住。2022年からAUTOCARでニュース記事を担当する傍ら、SEO対策やSNSなど幅広い経験を積んでいる。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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