一度は味わいたいキャンピングカー/RV車 28選 史上最高の移動する「我が家」
公開 : 2023.08.05 18:05
ダッジ・トラブコ
旧車のRVには、クロームパーツ、ツートンカラー、奇抜なデザインなど、現在の最新モデルでは失われがちなノスタルジックな魅力がある。ダッジは、全長26.5フィート(約8.0m)のトラブコに2種類のレイアウトを用意して発売した。1つは、シングルベッドにできる大きめのワードローブを付け、後部の長いシートをダブルベッドにするというもの、もう1つは、後部に独立したベッドルームを設けてダブルベッドにするものだ。
重量6トン強のトラブコは、最高出力200psの5.2L V8エンジンを搭載し、最高速度は113km/hとそこそこの速さを誇る。
ジープ・グラディエーター
1970年代に新車のジープ・グラディエーターをピックアップトラックとして購入した人は、数か月後に発売されたキャンピングカー仕様を見て後悔したことだろう。そんな人のために、ピックアップトラックの荷台に固定できるキャンピングカー・アタッチメントも発売された。
室内は木材がふんだんに使われ、70年代風の壁紙、独立したシャワー/トイレ、50インチのベッドに変身するダイネットがある。マタドール、トレアドール、シャシーの3種類が用意されていた。
グランパーRVビジネスライン
新型コロナウイルスの感染拡大によって世界中のオフィスが閉鎖され、在宅勤務という新しい常識が広がったとき、グランパーRV(GlamperRV)社はそのチャンスを逃さず、新型ビジネスラインを開発した。基本的には、自宅や会社から離れた移動型オフィスとして、どこにいても仕事ができるようにすることが目的だ。
中央に大きなワークデスク、USB充電ポイント、5G通信にWiFi、長すぎる会議を乗り切るためのネスプレッソのコーヒーマシン、自転車用の広いガレージスペースが装備されている。最高出力140psまたは160psのディーゼルエンジンが用意され、9速ATと組み合わされる。
シボレー・ヴォーグ
米RV界のトップに君臨していたウィネベーゴ社に、新会社ヴォーグが挑んだ。1974年から1999年までヴォーグのRVはすべてカスタムメイドで生産された。サイズはさまざまで、全長24フィート(7.3m)から、リア・ダブルアクスルを備えた全長45フィート(13.7m)の仕様まである。
ガソリン車とディーゼル車が用意されたが、約340psを発生する7.4Lのシボレー製ガソリンエンジンは最も人気があった。同社は1990年に売却され、1998年に大手高級バス会社のフェザーライトに買収された。
画像 おしゃれに気軽に楽しめる欧州キャンピングカー【フォード、VW、フィアット、メルセデスの人気モデルを写真で見る】 全76枚