一度は味わいたいキャンピングカー/RV車 28選 史上最高の移動する「我が家」
公開 : 2023.08.05 18:05
ウィネベーゴ・ブレイブ
ウィネベーゴのブレイブは、切り立ったサイドシルエット、取ってつけたようなヘッドライト、平らな顔付きから、最も象徴的なRVデザインの1つと言えるだろう。金属製のファサードには、オレンジ、オリーブグリーン、赤、黄色のストライプと「W」のレタリングが施されることが多かった。
大家族なら最長28フィート(8.5m)のボディを選ぶこともできるし、2人だけの休暇ならミニサイズでも十分だが、いずれにしてもアメリカンV8を手に入れることができる。
マツダ・ボンゴフレンディ
フォルクスワーゲンのユーロバン・ウェストファリアは大きな人気を博したが、マツダは1995年にボンゴフレンディを発表し、ユーロバンや他のほとんどのキャンピングカーにはないオフロード走破性を1つの特徴とした。AT装備の2.5Lディーゼルターボから始まり、後にMT装備の2.0Lガソリン、2.5L V6ガソリンが追加された。もちろん四輪駆動も選択できた。
室内は8人乗りのミニバンそのものだが、シートをフラットにたたむとダブルベッドになる。オートフリートップと呼ばれる昇降ルーフを選ぶと、さらに2人寝ることができる。
三菱デリカ・スペースギア
ボンゴフレンディ同様、デリカ・スペースギアも、純正の状態では正真正銘のキャンピングカーではなかったが、べースとしての素質は十分だった。シートをフラットに倒してダブルベッドにできたり、四輪駆動が設定されたりしたが、フルスペックではパワフルなオフロード・キャンパーになる。ベースとなる2.0L 4気筒は113psを発生するが、最高出力185psの3.0L V6も用意された。
ホビー・プレミアムドライブ
欧州のあちこちで、延々と続く渋滞に混じっている商用バンのフィアット・デュカトをよく見かけるが、これをベースとするプレミアムドライブはそれなりに豪華なキャンピングカーである。LED照明、ドリンクキャビネット、4つのベッドレイアウト、そしてコンロやオーブン、シンク、背の高い冷蔵庫付きのキッチンを備え、自宅のようなモダンな空間を提供する。BBQに最適な折り畳み式の日よけがあり、後部には自転車ラックもある。ただし、初期モデルは2.3TDエンジンの最高出力がわずか130ps程度と、ややパワー不足。
ハイマー900
茶色と白のツートンカラー、フロント全体を囲む大きなアルミグリル、ボクシーなスタイリング、分割式フロントガラスなど、1980年代のRVデザインの特徴をすべて備えたハイマー900。室内には広大なスペースがあり、フロント3席、2席とダイネット、または2席の独立シングルシートなどさまざまなレイアウトが用意された。
ルーフに取り付けられたエアコンが室内温度を快適に保ち、後部にはダブルベッドを備えたベッドルームがある。メルセデス・ベンツの5.7L直6エンジンを搭載し、最高出力は128ps、最高速度は95km/hとされる。
画像 おしゃれに気軽に楽しめる欧州キャンピングカー【フォード、VW、フィアット、メルセデスの人気モデルを写真で見る】 全76枚