新型「ランドクルーザー250」、いま分かっていること 2つの顔で来年発売 トヨタ最新情報まとめ
公開 : 2023.08.03 06:25
2つの顔で登場したトヨタ新型車「ランドクルーザー250」。それぞれの名前はまだ決まってない様子。現時点で分かっていることをまとめました。
まだプロトタイプ 発売は2024年
8月2日、トヨタがランドクルーザーのニューモデル「250シリーズ」を世界初公開した。
今回公開されたモデルはプロトタイプであり、発売は日本では特別仕様車の「ファーストエディション」を含めて、2024年の前半を予定している。
したがって、搭載されるパワートレインの種類は判明したが、グレード構成・車両価格などは、日本仕様も含めてアナウンスされていない。
これまでランドクルーザーは、最新技術を導入しフラッグシップを担う「ステーションワゴン系(現行は300シリーズ)」、高い耐久性・走破性が求められる「ヘビーデューティ系(70シリーズ)」、悪路走破性をベースに快適性を付与した「ライトデューティ系(プラド)」の3系統で展開されてきた。
今回公開されたランドクルーザーのニューモデルは、ライトデューティ系であるプラドの後継にあたる。
ただし歴代モデルに付けられてきたサブネームの「プラド」はなくなり、単に「ランドクルーザー250シリーズ(以下、ランクル250)」となっている。
従来型とサイズ比較 顔は2種類
現時点ではプロトタイプの情報となるが、ランクル250のボディサイズは、全長4925×全幅1980×全高1870mm、ホイールベースは2850mm。
これは従来型(プラド150シリーズ)と比べて、全長は100mm、全幅は95mm、全高は20mm大きい。ホイールベースも60mm長くなっており、全体的にひとまわり以上大きくなっている。
スタイリングは、伝統とモダンを統合しながら、Reliable(過酷な使用に耐えられる信頼性)、Timeless(永く愛せるシンプルさ)、Professional(プロの道具に宿る機能美)をキーワードに外装・内装をデザインしている。
外装は水平基調のデザインによって再現されたランドクルーザーらしいシルエット。しかも今回公開されたモデルでは、2種類の違うフロントマスクを与えられたバリエーションが登場した。
1台は、ヘッドランプの周囲がちょっとクラシカルな丸型LEDを採用。もう1台は現代風?の角目3連LED。この2種類のライトは、購入後に付け替えられる互換性を持つという情報もある。
なお、現時点ではプロトタイプということで、どちらにもサブネームやグレード名などは与えられていない。
トヨタの関係者によれば、「2種類のフロントマスクを設定します、ということです」とのことで、詳細に関しては正式発表までにアナウンスがあると思われる。