text & photo:チンクエチェント博物館
毎年恒例となった、富士トリコローレが今年もグリーンが美しいCalmで行われた。しかし、当日は折から来襲した台風の影響で、残念な天気での開催となってしまった。
会場である富士Calmの芝生広場は、晴れていればバックに富士山を望む最高のロケーションなのですが、雨のため厚い雲に覆われていてその姿を見ることは叶わなかった。しかし熱心なイタリア車乗りたちは、台風をものともせずに続々と到着。グリーンの上はフィアット、アバルト、ランチア、アルファ・ロメオ、そしてなんとマセラティの姿も。
本来なら、各種催し物は屋外で行うのだが、今回は会場を富士カームの大研修室に移して、トリコローレではおなじみの、西川 淳、嶋田智之、武田公美によるトークショーやパペッションのパフォーマンスで盛り上がった。なお、富士トリコローレは、来年も10月4日(日)にここ富士カームで開催が予定されている。
フィアット&アバルト500は数多くの参加を数えた。これだけ並んでも微妙に違っているのが楽しい。
今や貴重な存在となった初代フィアット・プントのスポルティング・アバルトは2台が参加した。
現行プント系はノーマル版からアバルトの各タイプがズラリと並び、日本とは思えぬ光景が広がった。
今見ても独創的なスタイリングが魅力のクーペ・フィアットは4/5気筒モデルの各色が並んだ。
生憎の天気ながら、素晴らしいコンディションに保たれたマセラティ222SRが2台もやって来た。
159やスパイダー、147等のモダン・アルファ・ロメオも数多くが富士カームに姿を見せた。
オートカー・ジャパン135号のギャラリーで紹介した小出茂鐘画伯も出店し、ほのぼのとしたイラストを並べた。
クルマのイベントに欠かせないモデルカー・ショップも参加。この日はもちろんイタリア車中心の品揃え。
モーター・ジャーナリストによるイタリア車にまつわるトークショーが行われ、参加者は聞きいっていた。
いつもは催し物を屋外で行うが、今回は雨のため大研修室でパペッションのパフォーマンスを楽しんだ。
今回は国籍を問わないCARZY LIVEも併催されたこともありホンダNSXもグリーンに並べられた。
かつてのインテグラ—レのライバルだったトヨタ・セリカも来場し、イタリア車と共に仲良く並んだ。