世界最軽量のEVピックアップトラック フィスカー、新型「アラスカ」公開 2025年発売へ

公開 : 2023.08.08 06:25

米国の新興企業フィスカーは、世界最軽量かつ最も持続可能と謳うEVピックアップトラック「アラスカ」を公開。1回の充電での航続距離は約370~540kmと推定され、価格は約640万円から。2025年発売予定。

軽量かつ比較的手頃な電動トラック

米国の新興EVメーカーであるフィスカーは、新型ピックアップトラック「アラスカ」を公開した。

SUVのオーシャンと同じFT31プラットフォームを採用し、フィスカーによれば、世界最軽量かつ最も持続可能なピックアップトラックとなるよう設計されているという。

米カリフォルニア州で公開されたフィスカー・アラスカ(左の人物は同社CEOのヘンリック・フィスカー氏)
米カリフォルニア州で公開されたフィスカー・アラスカ(左の人物は同社CEOのヘンリック・フィスカー氏)    AUTOCAR

詳細はまだ明らかにされていないが、新型アラスカはオーシャンとほぼ同じサイズであり、走行性能も近いという。フィスカーは1回の充電での航続距離を370kmから547kmと推定している。

荷台は最小サイズで1.37m、さらに2.28m、2.80mまで拡張できる。荷台とリアキャビンをつなぐベッドディバイダーも装備される。

インテリアを見ると、ダッシュボードに木製のトリムが施され、シートなどはファブリックのような質感に仕上げられている。後部座席にはカウボーイハット・ホルダーが装備されている。

アラスカは2025年に発売予定だが、EVのピックアップトラックはまだ競合が少ない。主なライバルとしては、フォードF-150ライトニング、リヴィアンR1T、そしてマイナーではあるがSAIC傘下のマクサスT90 EVなどがある。

価格は4万5400ドル(約645万円)からと、マクサスT90 EVより安い設定となっている。現在、フィスカーのウェブサイトから予約を受け付けている。

同社CEOのヘンリック・フィスカー氏は、発表イベントで次のように語った。

「ピックアップトラックとしての効率性と使い勝手の良さを併せ持ち、それと同時に優れた路上追従性、優れた乗り心地、運転する楽しさを備えた、ドライバーズカーになるピックアップを作りたかった」

「ピックアップトラックの利便性を備えながら、実にダイナミックでレスポンスが良い。わたし達は、本当にユニークなものを作ろうと考えたのです」

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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